みのり「憧れよりも」遥「一番近くに」
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22: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:01:11.53 ID:Uw1Hn3HT0
雫「それに……遥ちゃんは、あなたが好きだって言ったんでしょう?」
みのり「……たぶん」
雫「なら、あとはみのりちゃんの気持ち次第だと思う。見合わないんじゃないかって思う前に……自分の気持ちに、寄り添ってみて?」
みのり「……うん。ありがとう、雫ちゃん」
雫「そろそろ練習再開の時間だけど……大丈夫?」
以下略 AAS



23: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:01:38.97 ID:Uw1Hn3HT0
遥「今日はここまでにしよっか」
愛莉「そうね。空も暗くなってきているし」
みのり「わ、ほんとだ。全然気付かなかった……」
雫(練習中はずっと遥ちゃんの方見てたものね)
愛莉(そういえば練習中ずっと遥の方見てたわね)
以下略 AAS



24: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:02:08.92 ID:Uw1Hn3HT0
遥「みのり?」
みのり「……」
遥「……着替えて帰らないと。みのり、戻ろう?」
みのり「……っ」
遥「……えっと……みのり?」
以下略 AAS



25: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:02:38.31 ID:Uw1Hn3HT0
愛莉「……あー、っと。私達、先に帰るから」
みのり「あ、えっ……えっ?」
雫「二人とも、あまり遅くはならないようにね」
遥「愛莉、雫……」
愛莉「あと……みのり」
以下略 AAS



26: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:03:35.89 ID:Uw1Hn3HT0
みのり「え、あっ、遥ちゃんのせいじゃなくて……!」
遥「でも、それでみのりは悩んでる。……良かったら聞かせて?みのりの気持ち」
みのり「あぅ……えっと……」
みのり(遥ちゃんに直接言えるわけ……でもこのまま悩んでてもすっきりしないし……)
みのり(私が遥ちゃんの告白で悩んでること、バレちゃってたし……)
以下略 AAS



27: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:04:03.22 ID:Uw1Hn3HT0
みのり(遥ちゃんが聞きたいなら、言うしかないよね。それに……)
みのり(遥ちゃんは勇気を出してくれたから。今度は私の番……っ)
みのり「…………うん」
遥「ありがとう。ここだと寒いから、中に入ろう?」

以下略 AAS



28: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:04:55.30 ID:Uw1Hn3HT0
愛莉「っと、明日の練習休みってグループにメッセージ送っとかないと」
雫「明日は練習しないの?」
愛莉「明日は私、用事あるのよ」
雫「……どんな用事?」
愛莉「あー……えっと……」
以下略 AAS



29: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:05:48.91 ID:Uw1Hn3HT0
〜〜

遥「……なんだか不思議な感じ。学校の階段に並んで座って、二人で話すなんて」
みのり「ほ、ほんとにここでいいの?誰かに見つかったら拙いんじゃ……」
遥「屋上の扉の目の前なんて、ほとんど人も来ないし。それに……外じゃ、みのりが逃げ出しちゃうでしょ」
以下略 AAS



30: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:06:27.18 ID:Uw1Hn3HT0
みのり「……自分でもよく分からないの。いつも通りに話してるはずなのに、すごく嬉しくなったりドキドキしたり」
みのり「前もきっとそうだった。でも、今はそれとは違う気がするの。……少し、痛いから」
遥「……痛い?」
みのり「……うん。こんな気持ちを持っていていいのかなって、勘違いなんじゃないかなって、考えちゃって」
遥「……やっぱり、そこなんだね」
以下略 AAS



31: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:07:01.54 ID:Uw1Hn3HT0
みのり「遥ちゃん……」
遥「……それでもきっと、みのりは不安だろうから……答え合わせをしようか」
みのり「答え合わせ?」
遥「そう。私の思う特別と、みのりのその気持ち。何が違って、何が同じなのか」
遥「……それが分かれば、安心できるでしょ?」
以下略 AAS



32: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/01/27(水) 21:07:33.08 ID:Uw1Hn3HT0
遥「……こうして手をギュッとしてると、さっきよりもドキドキするね。……でも、ちょっとだけ安心する」
遥「みのりはどうかな。……痛みはない?」
みのり「……ちょっと、楽になったかも」
遥「良かった。もう少し、こうしてるね」

以下略 AAS



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