八雲みたま「ここに来る子たちの取材がしたい?」
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8: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2021/02/07(日) 16:36:05.94 ID:kfTC61HB0

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こころ「こんにちはー・・・・」

みたま「はぁい、いらっしゃい、こころちゃん」

みたま「あららー? なんだかごきげんななめ?」

こころ「はい、ちょっとだけ・・・。まさらが・・・」

みたま「まさらちゃん? 何かあったの?」

こころ「まさらって私の考えていることをよく当てるから、私ばっかり心を見透かされているのが、悔しいというか、腑に落ちないというか・・・」

こころ「でも心を見透かされているのは私の事をよく理解して大切に想ってくれているからできることだからそれは嬉しくはあるんですよ。でもまさらって、普段自己主張しない子じゃないですか。だから私がリードしてあげるのが自然な関係のはずなのに、まさらってば突然さらっと私の事を褒めたりすることがよくあって、その度に私の方がペースを乱されちゃって・・・だってまさらって正直にしかものを言わない子だから、他の人に褒められるより余計にドキッてしちゃうんです・・・。逆に私がまさらの考えている事を当てようとしても当たらなくて、私ばっかり空回っているのも恥ずかしくて・・・。他にも外を一緒に歩ている時に、私が寒いって言ったら手を繋いでくれるし、私が編んだものを嬉しそうに使ってくれるし、一緒に山を登ってくれるし、私にチョコをくれるし、水泳をやってるからすごくスタイルいいし、美人だし、声も綺麗だし、髪も綺麗だし頭もいいし、顔もいいし、魔法少女服がえっちだし・・・。そういうのがあって最近は私だけ負けっぱなしで・・・。だけど、私がまさらと初めて会った頃はこうじゃなかったんですよ。まさらは『他人に興味がない』って口では言いながら、子犬みたいに私の後を付いてきては構ってそうな顔をして、私に追い付いたら私の顔を覗き込んでニコニコしてて、あの頃のまさらは可愛かったなあ・・・」

こころ「だから、あの時みたいに今ももうちょっと私の方が、順当にまさらより有利な立場になりたいというか、なんといいましょうか・・・」モジモジ....

みたま「なるほど、なるほどねぇ〜」


みたま「あ、そうだ。だったらこうしたらどうかしら。今度まさらちゃんに会ったら、まさらちゃんが絶対に思いつかないような事を、こころちゃんが考えてみるの」

こころ「まさらが思いつかないこと?」

みたま「そうそう。それで、『私が今何を考えている?』って質問をして、絶対に正解できないイジワルをするの」

みたま「そうしたら、『私はそんなに単純な女じゃないのよー!』っていうアピールになるんじゃないかしら〜」

こころ「あっ、はい。面白そうですね、やってみます!」


まさら「こんにちは」


みたま「あらぁ、噂をすれば」

まさら「?」

こころ「ねえっ、まさらっ!」

まさら「どうしたの?」

こころ「今私が何を考えているか当ててみて!」

まさら「いいよ」


まさら「・・・・・・」ジーッ

こころ「・・・・・・」


まさら「・・・・・・」ジーッ

こころ「・・・・・・」


まさら「・・・・・・」スッ.... (こころの頬に手を添え

こころ「えっ?」



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