10:名無しNIPPER[sage saga]
2021/02/08(月) 23:36:41.80 ID:QpWAPgXRO
「なあ、長門」
「なに?」
「ハルヒには黙っておいてくれるか?」
ダメ元で頼んでみる。すると不意に長門が微笑んだ、ような気がした。耳元で囁かれる。
「これは私とあなただけの……秘話」
その言葉に安心するのと同時に俺の膝は長門の尿で濡らされた。瞬間、脊髄反射の如く。
「フハッ!」
愉悦が口から溢れた。そして俺も失禁した。
ちょろろろろろろろろろろろろろろろんっ!
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
その後のことは、あまりよく覚えていない。
昼休みの終わり際、ダミー映像を観ていた古泉にやっぱりただの勘違いだったと報告して、奴はそれで納得した様子だったので汚れたズボンは長門によって情報操作されていたことは間違いあるまい。宇宙人はすごいな。
「よう」
「……やっほー」
今日も今日とて、俺と長門は密会を重ねる。
長門のおふざけにも慣れたもので回れ右をして校内を駆け回ることはない。鍵を締める。
え? それから2人で何をしてたかって?
悪いが、この先は秘話なのでご遠慮願おう。
【長門有希の秘話】
FIN
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