34: ◆26bEafOrto[saga]
2021/03/05(金) 14:57:59.19 ID:f1jtH7PG0
 Side いそかぜ 
  
 艦橋 
  
 聡子「次回の変針予定は0720、SOA12ノットぞな」 
  
 リン「了解」 
  
 ヨンファが入ってくる 
  
 リン「あなたの国でもあの月は見えているんですか?」 
  
 ヨンファ「今日、何人の子供が死ぬと思う?」 
  
  
 CIC 
  
 工作員によって如月が連れてこられる。 
  
 CICの海図台にたたきつけられる 
  
 如月「うっ」 
  
 工作員「どうぞ」 
  
 もえかは電話を取る 
  
 もえか「こちら『いそかぜ』。要求の可否について、ご返答いただきたい」 
  
 梶浦『まだ結論には至っていません』 
  
 梶浦『だが知名艦長、日本政府がブルーマーメイド隊員を殺害した事実は断じてない』 
  
 梶浦『それと、ダイスなどという秘密組織も存在しない!』 
  
 ましろが電話を取る 
  
 ましろ「ならば、宗谷真霜一等保安監督官、宗谷真冬一等保安監督官はどう説明するのだ?」 
  
 梶浦『……』 
  
 もえかが再び電話を取る。 
  
 もえか「では、百歩譲ってダイスなどという組織が存在しないのであれば、我々の行動を妨害しようとした『如月薫』なる人物をどう処分しようと構わないな」 
  
 梶浦『その通りです。ご自由にどうぞ』 
  
 もえかは如月の方を向く 
  
 もえか「裏切られたようだな……」 
  
 如月「裏切り者はアンタだ……」 
  
 工作員が如月に銃を向ける 
  
 ましろ「CICが汚れる。外でやってくれ」 
  
 工作員が外に連れて行こうとしたとき、天草がコードとコードをつなげる 
  
 激しい揺れと共に通信が途絶える。 
  
 如月(今だ!) 
  
 如月は工作員がよろけた隙にCICから抜け出す 
  
 天草も爆破の衝撃により開いたハッチから飛び出して、CICに向かう 
  
 CICに連絡が入る 
  
 幸子「第4甲板第3水密度が破壊!」 
  
 ましろ「破壊とはどういう事だ!?」 
  
 芽依「全員離艦したはずでしょ!?」 
  
 ヨンファ「立石一佐。東京湾のどこかに噴進弾を撃て。我々の意思を示す」 
  
 志摩「うい……」 
  
 万里小路「あなた様にそのような権限はございませんわ!」 
  
 困惑する志摩に万里小路が助太刀に入る 
65Res/76.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20