貴利矢「……神の命日」
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1: ◆pYYJkGKpMM[saga]
2021/03/03(水) 17:30:41.92 ID:0MCtBXwG0
今日ゲンムVSレーザー公開日だと知ったので。
小説の前日譚的な感じです

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2: ◆pYYJkGKpMM[saga]
2021/03/03(水) 17:31:53.48 ID:0MCtBXwG0
永夢「おはようございまー……あれ?貴利矢さんは?」

 やけに長い螺旋階段を上って『CR』――電脳救命センターに着いた僕は、いつもの面々から1人だけ欠けている人がいる事に気づいた。

飛彩「監察医なら休みだ。有休を取ったらしい」
以下略 AAS



3: ◆pYYJkGKpMM[saga]
2021/03/03(水) 17:33:19.60 ID:0MCtBXwG0
貴利矢「着いた着いた、ここか」

 わざわざ有休を取ってこんな所に来ちまった。そりゃ自分だって出来ればせっかくの有休なんだから、こんな所であんなヤツの墓参りなんかするよりも、カワイー女の子とデートにでも行きたい。

貴利矢「でもまぁ、仕方ないよな」
以下略 AAS



4: ◆pYYJkGKpMM[saga]
2021/03/03(水) 17:34:22.18 ID:0MCtBXwG0
 いくらあいつがクズ野郎でも、ドクターのお前にあいつを倒すことはできない――みたいなことを永夢に言った記憶がある。でも、結局のところ自分もドクターだったんだ。自分は1つの命を奪ってしまった。その事実は変えようがないし、変えようとも思わない。

 あれから時々考える事がある。あの時、あいつを殺さないで事件を解決することはできなかったのか、命が失われることが無くても良かったんじゃないのか……そんな事だ。

 あの事件があってから、自分の支援があって人の命が救われたところを見ると『良かった』『安心した』『死ななくて良かった』。心の中はそんな感情でいっぱいだったけど、隅っこの方にこういう感情がどうしても湧いて出た。
以下略 AAS



5: ◆pYYJkGKpMM[saga]
2021/03/03(水) 17:35:24.73 ID:0MCtBXwG0
おしまい。
超絶早く終わってしまった。
まあ衝動書きだしね、仕方ないね


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