武内P「私にマーキングしたい?」
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2: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/03/15(月) 20:07:39.51 ID:0I4NW87R0
李衣菜「そしたら猫がけっこうな力強さで私の足に頭突きをしてきてビックリしたら、みくちゃんが『猫はおでこからフェロモンが出てて、好きな人に頭突きをしてフェロモンを付けるんだよ。自分のものだって。マーキングってやつにゃ』って教えてくれたんです」

李衣菜「それがわかると頭突きしてくる猫が可愛く見えたんで、私もマネしてプロデューサーにマーキングしようと思ったんです」フンスッ

武内P「なるほど。しかし多田さん、遊びだとはわかりますが、女の子が男に対してマーキングをするのはどうかと」

李衣菜「ふーん? 本当に遊びでしょうかねえ?」グリグリ

武内P「……え?」

李衣菜「プロデューサーってば私たちのプロデューサーなのに、元担当だからって楓さんや美嘉ちゃんとしょっちゅう絡んでるし、仕事が一緒になることが多いからってクローネの皆とも仲良しですよねえ?」グリグリ

武内P「その……同じ事務所の仲間ですから」

李衣菜「……まあ私たち以外のアイドルに冷たいプロデューサーなんて見たくないからいいんですけど、ここらで自分の担当は誰なのかハッキリさせとこうと思いまして」

李衣菜「何せポプマスがリリースされて、さらに5月発売のスターリットシーズン(※)ではデレステだけじゃなくてミリオンとシャニマスも越境しますからね! 今のうちに他事務所にうつつを抜かさないように釘を刺しておかないと!」


 ※これを書いている時は5/27発売予定だったので、わりとタイムリーなネタだったんです


武内P「……何のことですか?」

李衣菜「猫は独占欲が強いという話です。みくちゃん見てたらわかるけど」グリグリ

武内P「は、はあ。ところでいつまで頭突きをするのですか」

李衣菜「んー? もう少し私の匂いがつくまででーす」グリグリ

武内P「しかし……これで私から多田さんの匂いがするとわかるのでしょうか?」

李衣菜「え、わかんないと思うよ。面白そうだからやってる、というのが正直な話だし」

武内P「そうですよね。わかるはずがありませんよね」

李衣菜「わかっちゃったら困るし、わかる人がいたら怖いじゃないですか。私が遊び半分というか、遊び九割でプロデューサーにマーキングしただなんて」

武内P「……それは大問題ですね」

李衣菜「まあまあ、わかるわけないから。アッハッハッハッハ」





――こうして惨劇の下地は、丁寧に敷き詰められたのであった。


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