中野一花「勉強終わったらお姉さんの部屋に来て」上杉風太郎「は?」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/21(日) 22:19:08.07 ID:+ODGDo1QO
「それじゃあ、覚悟はいい?」
「ああ、いつでも来いよ」

腕まくりして彼の首筋をコリコリし始める。
しかし、彼は動じない。気持ち良さげに音楽に耳を傾けて鼻歌まで奏で始めた。

「くすぐったく、ないの?」
「うちにはらいはという俺専属のマッサージャーが居るからな。だから効かないのさ」

なるほど、らいはちゃんか。恐ろしい子だ。

「じゃあ、今度はベッドに寝転んで」
「無駄だと思うぜ?」
「やってみないとわからないよ」

負けてなるものかと彼をベッドに横たえる。
私のベッドに寝そべる上杉風太郎を真上から俯瞰すると、それだけで征服欲のようなものが満たされる気がした。いけないいけない。

「フータローくん、踏むよ?」
「定番だな。好きにしろよ」

彼の余裕ぶりに腹を立てた私はいそいそと素足になり、曲のリズムに合わせて彼の背中を踏みしだいた。だんだん、楽しくなる。


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