C.C.「そんなお前を私は好きだぞ」ルルーシュ「どこまで本気なのやら……」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/05(月) 23:48:38.62 ID:ZtGxStuEO
「今日も疲れたな……」
「! ルルーシュ、帰ったか!」

深夜まであちこちにピザを配り終えて、クタクタになったルルーシュが自宅アパートに帰ると、素肌にワイシャツのみを着たあられもない緑色の髪をした女が出迎えた。C.C.だ。

「ピザは!? 余ったピザはあるのか!?」
「ああ、貰ってきたぞ」
「そうか! よくやった! 早速食べよう!」
「その前に風呂に……」
「食べてる間に沸かせばいいだろう!」

ルルーシュの帰宅を待ちかねていたC.C.は腹ペコで余り物のピザをせがんだ。
ルルーシュは疲れていたので先に風呂に入りたかったのだが、風呂は沸いてないらしい。

「ルルーシュ、座ってろ。私が温めてくる」
「お前が電子レンジなんて文明の利器を使える訳ないだろう。いいから大人しくしてろ」
「ルルーシュ、お前は私を何だと思ってる」
「古代人みたいなものだろ」

電子レンジのつまみを捻りながら素っ気なく述べると、C.C.が右のほっぺを抓ってきた。

「痛いからやめろ」
「ならば左の頬も差し出せ。抓ってやる」

呆れたルルーシュの溜息と同時にチンッと鳴り、不思議な力でピザが温まったことを瞬時に察したC.C.がそれに気を取られて抓るのをやめた隙に、ピザを取り出す。ホカホカだ。


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