45: ◆NTkruZYsjM[saga]
2021/06/28(月) 18:07:59.28 ID:08TGcCUJ0
 飛龍「出発は明日の0600。よろしく頼むわよ」 
  
 青葉「任せてください」 
  
  
 翌日 
  
 青葉「ゆきなみさんは吹雪型の制服を準備しました」 
  
 飛龍「で、バスで移動という事だけど大丈夫なの?」 
  
 青葉「マレー鉄道は今日、憲兵隊の抜き打ち監査があると中央のスパイから連絡がありました」 
  
 青葉「タクシーでは軍令部の監視の目が厳しいですからね。バスなら人込みに紛れて済ませることができる。ということです」 
  
 飛龍「まぁ、いいわ」 
  
 ゆきなみ「それにしても、こんなものまで揃うんですね」 
  
 青葉「スパイの仕事ですから!」 
  
 飛龍「では参りましょう」 
  
 飛龍とゆきなみは青葉に護衛されながらシンガポール行きのバスに乗り込んだ 
  
 ゆきなみ「空調になれた体にこの暑さは答えるね……」 
  
 飛龍「鉄道の3等車両に乗り込んでみる?」 
  
 青葉「あれは地獄ですよぉ」 
  
 ゆきなみ「私の世界にも通勤電車というものがあってね……」 
  
 ゆきなみが通勤電車について話そうとしたところに、途中乗車してきた男性2人組がゆきなみと飛龍の間に割り込んでくる 
  
 男a「よお姉ちゃん、俺達とどこか遊びに行かない?」 
  
 男b「結構かわいいじゃん」 
  
 ゆきなみ(う……朝から酒臭い……) 
  
 飛龍「お兄さん、私たち急いでいますので」 
  
 青葉「そうです。申し訳ないですがここは……」 
  
 男a「俺達の言う事が聞けねぇのかよ!?」 
  
 男b「なんかお前、生意気そうだな……!」 
  
 男bが青葉の胸倉を掴む 
  
 青葉「きゃっ!」 
  
 飛龍「やめて!私たちは艦娘よ!艦娘に手をあげたらどうなるか分かっているでしょ!?」 
  
 男a「艦娘ならなおさらだな……」 
  
 ゆきなみ(あれは何?) 
  
 ゆきなみは男が懐からなにか出そうとするのを見逃さなかった 
  
  
 ↓1 男が取り出したのは何? 
  
 (何を取り出すかによって、飛龍、青葉のどちらかが轟沈する可能性もあります) 
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