【まどマギ】小巻「見滝原中に転入したわ」【安価あり】
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876: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2022/02/02(水) 22:42:21.15 ID:CXgxF1AD0


キリカ「うーん、そういうならわかった」


 この状況で、落ち着かない気持ちはあたしもわかる。

 絶対“いる”気配を感じるのに何もできない。待つしかない時間。


 合流してから、暁美は杏子のことを見ていた。


杏子「……戦力多いほうがいいんだろ? 飛び入りだけど、話はマミから聞いてるし」

ゆま「キョーコはつよいんだよ! ゆまもがんばるね!」

ほむら「ええ、わかってる。それはありがたいけど」


 何があったのか、とまでは暁美は深堀りしない。単にそこまで興味がないんだろうけど。


ほむら「あなたが来てくれると思ってなかったから」


 この反応からして、暁美は杏子のことも知っている、正しくは――過去のループで関わったことがあったんじゃないかと思った。

 そういえば、前に優木の事件のことを話した時、暁美は無関心を貫いていたが唯一犯人の『名前』だけは気にしていた。

 もし自分の知っている名前だったらと思ったのかも。


 異変があったのは、そんな、少し関係のない話をしているときだった。


「!」


 全員が息を呑む。

 本当に突如として、黒い雲の覆う空に禍々しい気配を持った“巨体”が浮かび上がった。


小巻「思ったよりも……でかいわね」

キリカ「わぁ、やっと出た。うう、デカいくらいでビビんないし! 早くやろう!」

マミ「相手の出方にも気を配って。十分に気をつけて近づくのよ」


 銃すらここからじゃ届かない距離だ。みんな魔女のほうを目指していく。まずは近づかなくちゃ話にならない。


ほむら「私が最初に仕掛けるわ」




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