10:名無しNIPPER
2021/09/02(木) 19:50:35.18 ID:4y/eOQDR0
「うう…ひどい目に遭いました」
サヤさんはベンチにゆったりと座り、ため息をついていました。
「ひとつめの遊具からいきなり怖い目にあってしまうとは、ついていませんね」
私が呼びかけると、サヤさんはがっくりとうなだれます。
「そうですよ、ぼくもバラ色のような魔法を期待してたのに」
うぅ、これは結構キイたようですね。
私はサヤさんの気分を和らげるために、ぽんっと手を叩いて提案をします。
「そうだ、喫茶店で少し休憩しましょう。喉も渇きましたし」
すると、サヤさんは重そうな体を起こしながら、
「行きましょう」
と言うのでした。
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