櫛枝実乃梨「大河、綺麗だね」川嶋亜美「馬子にも衣装って感じ?」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/10(金) 00:18:58.83 ID:6ku8zbpTO
「はいはーい、亜美ちゃん質問でーす!」
「なによ、ばかちー」
「おふたりの子供はまだなのかなーって」

酔っ払いあーみんが下品に絡むと、大河が。

「子供はコウノトリが運んでくれるから」
「は?」
「だから、寝てる間にコウノトリが……」
「ケェエエエエエエエエエエッ!!!!」

怪鳥と化したあーみんを私は慌てて宥める。

「あーみん落ちつけって! 大河は昔っからピュアなんだから! あーみんとは違うんだ!」
「うっせぇ! いくつになったと思ってんのよ! いつまでも許されると思うなよ!!」

罵詈雑言を吐くあーみんに勝ち誇るように。

「ふん……憐れね」
「ああんっ!? 」
「今晩も2人でお布団に入ってコウノトリさんを待とうね、ねー竜児」
「お、おう……お布団の中でな」
「おまっ……全部わかってんだろーが!!」
「えー? なんのこと? 大河わかんなーい」
「だから! このヤクザの高須棒を……」
「か、川嶋、それはさすがに……」
「きゃー! 亜美ちゃんお下品ー!」
「あたしは独り身だっての! ざけんな!」

騒がしさが懐かしくて、ノスタルジーに浸っている私の耳に、高須くんの呟きが届いた。

「だいたい挿れられるのは俺のほうで……」
「へ?」
「あ、悪い。今のなし」

幻聴かな。幻聴だよね。一応、新婦に確認。

「た、大河、今のどういう意味かな……?」
「だって子供産むのって痛いんでしょ?」

驚愕に目を見開いたあーみんが震え声で。

「あ、あんた……まさか」
「だから毎晩、竜児の産道を広げて……」
「フハッ!」

好きだけど、嗤うよ。好きだから、嗤うよ。


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