竈門炭治郎「俺も……兄ちゃんも、お前が大好きだぞ」竈門禰?豆子「むー」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/13(月) 22:58:22.35 ID:kZJ1f/dCO
「禰豆子は基本的に働き者だ」

鬼となる前、禰豆子は弟や妹たちの面倒をよくみてくれて、母さんの手伝いをよくしてくれる子だった。父さんが病死してから炭焼きの仕事を継いだ俺の分も禰豆子は働いた。

「だから同じように働き者が好きだろう」
「わかった」

そう話すと善逸はおもむろに立ち上がって刀を手に取り、部屋から出ようとした。

「善逸? どこに行くんだ?」
「ちょっと鬼を切ってくる」
「鬼? 近くに鬼の気配がするのか?」
「そうじゃないけど、働かないと」

急に勤労意欲が増した様子の善逸に困惑する。昼間移動している時は任務地に行きたくないだとか早く藤の花の家紋の家で休もうだとか騒いでいたのに、どんな心境の変化だろう。

「今日はもう遅いから休もう、善逸」
「禰豆子ちゃんに嫌われないか?」

禰豆子? なんで禰豆子が出てくるんだ?

「よくわからないけど、たぶん禰豆子は善逸のこと嫌いじゃないと思うぞ」
「じゃあ、好きってことか?」

再び正座した善逸と向き合う。真剣な目だ。


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