38: ◆dUKmCC1WQo[saga]
2021/09/29(水) 23:23:42.50 ID:7dTqB0mRo
本来であれば軽く茶漬けでもかきこんでから物語の続きを書きたいところだが……。
電源の抜けた冷蔵庫を開けてみる。
中には腐りかけの葉物とわずかばかりの味噌のみ。
米などとっくに尽きていた。
それを買う金もすでに底が見えている。
――あぁ、そうだ。
そこまで来てようやく私は気づいた。
今日は午前中に森宮緑と会わなければならない。
他人と会うとき、私はたいてい陰鬱な気持ちになるが、森宮に対してはあまりそういう方向に傾かない。
限りなく怪しいが、信頼のおける人物であることは私の中では確かだった。
なにしろ私の住むアパートを紹介してくれたのは森宮である。
食い扶持の紹介もほとんどが森宮からだった。もはや森宮に生かされていると言っても過言ではないだろう。
今日も仕事を紹介してもらう予定だ。
私は可食できそうなものをなんとか鍋にぶち込み、味噌汁にして食った。
そして採点減の身支度を整えるといつもの待ち合わせ場所へと出かけた。
………………
…………
……
――森宮緑とはどんな人物?
【性別】 ↓3まで多数決
【年齢】 01〜30 20代+【コンマ下2一桁】
31〜60 30代+【コンマ下2一桁】
61〜90 40代+【コンマ下2一桁】
91〜99 50代+【コンマ下2一桁】
00 まさかの10代
↓2【コンマ】
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