9:名無しNIPPER[sage]
2021/09/28(火) 22:11:47.72 ID:OVXSgsiH0
 兄「ど、どうも」 
  
 オーナー「それじゃあ早速頭のケアをしていくからこのクリームを塗るわね」ペタペタ 
  
 オーナー「その頭じゃ外で笑われちゃってたでしょ?」ペタペタ 
  
 兄「え、まあそうですね」 
  
 オーナー「そうでしょ、そうでしょ」 
  
   「でもすごいわ〜外でこれだけのハゲ頭を晒せるなんてある意味勇者ね」 
  
   「カツラとかしなかったの?」 
  
 兄「カツラはちょっと肌に合わなくて」 
  
 オーナー「あらそうなの?」 
  
   「それでハゲ頭をさらす形になっちゃったのねぇ」 
  
 兄(さっきからハゲ頭ハゲ頭連呼してんじゃねー!) 
  
   (バカにしてんのか?バカにしてんのか!?) 
  
 オーナー「でも、若いうちにここまでの頭にするなんて」 
  
   「全く髪の毛使いの荒い人だこと」 
  
  
   「一体」 
  
  
   「ど れ だ け の 時 間 止 め て き た の か し ら?」 
  
  
 兄「!?」バッ 
  
   「な、何を言って…」 
  
 オーナー「その力自分の潜在能力だと思ってたかしら?」 
  
 兄「え、違うの!?」 
  
 オーナー「その力はね私があなたに与えたものよ」 
  
 兄「!そ、そんな…」 
  
   「でも、どういう事だ…あんたとは初対面のはず…」 
  
 オーナー「いいえ、一度だけ会ったことがあるわ」 
  
   「あなたにまだたくさんの毛量があった頃」 
  
   「散髪した時にねっ!」 
  
 兄「!?そ、そんな」 
  
   「でも、何でそんな事を…!」 
  
 オーナー「私、仕事ではヘアー関係に携わっているけど趣味で薬品開発してるの」 
  
   「そこで出来上がった"時止めシャンプー"を試したくなってね」 
  
   「あの時あなたに使わせて貰ったのよ」 
  
 兄「!…確かにシャンプーされた気がするぞ…」 
  
   「でも、何で俺なんだ!」 
16Res/22.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20