安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
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416: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/10/17(日) 23:12:51.71 ID:n5voVlbLO
リーフィア「……!!」
ライオネル「ふむ……なかなかどうして酷いね。アルカンレティアの警察も堕ちたものだ。ウチの軍閥だって反逆者にはもう少し優しいよ」
リーフィア「た……助けないと……!!」
ライオネル「やめておいた方が良い」
リーフィア「どうして……!?」
クー「そうだよ! さっきはぼく達助けてくれたじゃん!」
リリア「そうだよ! あのお姉さんも助けてあげて!」
ライオネル「……さっきのはタダのチンピラだろう? あんなのはいくらでも誤魔化しが効く。でも、あれは治安統制局だ。助けたが最後、一気にお尋ね者だよ」
ライオネル「僕達にそんな事をしている暇は無い。それに、彼女だけ助けてどうするんだい? 治安統制局はもっと多くの人間を捕まえているだろう。その人達も助けるわけじゃないだろうね?」
リーフィア「そ、それは……! でも……!」
ライオネルの言いたい事は分かる。ここで彼女を助けても、それはただの自己満足に過ぎないだろう。もしかしたら余計に治安統制局の取り締まりを厳しくし、アルカンレティアの人々に迷惑を掛けるかもしれない。
……しかし、それは彼女が他人だった時の場合だ。
美しい金髪の彼女は、グレイス。アルカンレティアの小説家だ。そして、リーフィアの友人の一人である。
その関係は、リーフィアがグレイスの小説を褒めた事から始まる。まだ駆け出しで誰にも読まれなかった頃の彼女の評価は、グレイスにとって非常に嬉しかったようで、それから家に押しかけるようになっていた。感情の激しい彼女に振り回されてはいたものの、リーフィアは彼女が好きだった。
その彼女が、今、目の前で連行されようとしているのだ。
リーフィア(た……助けなきゃ……! でも……!)
・これからの行動の安価です。リーフィアが助けるのか、他の誰かが助けるのか、それとも助けないのか。下から一つ選択してください。
1.リーフィアが助けに動く
2.ギールが剣を振るう
3.ライオネルが思案を練る
4.クーとリリアが何やらしている
5.ここでは一度様子を見る
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