安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
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962: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/12/25(土) 17:30:25.45 ID:N2I6RHgMO
・>>958-960を採用。足すと144のため、判定は失敗となります。ジディアスの『悪意』は強い。
ラーズ「……何っ?」
気がつくと、ラーズは暗闇にいた。何も見えない漆黒だ。にも関わらず、自身の姿だけは見える。
ラーズ「ここは……」
ジディアス「フフフ……私の作った『悪意』の空間だ」
ラーズ「……!!」
暗闇に、ジディアスの姿が浮かび上がる。彼は不敵に笑うと、ラーズの周りを浮遊しながら言った。
ジディアス「お前は負けたんだよ、ラーズ。私の『悪意』の力にな」
ジディアス「ここはもう私の手の平の上と同じ……お前にできる事は何も無い。終わりだ、ラーズ」
ラーズ「…………くっ…………!!」
ラーズ「……どうする気だ」
ジディアス「もちろん、お前を操り、この革命を終わらせるさ。お前達にとって最悪の展開としてなぁ……」
ジディアス「しかし……私とて子の親。少しは温情を与えよう」
ジディアス「そうだな……あのリーフィアとかいう娘だけでも助けようか? フフフ……」
ラーズ「…………」
ラーズ「……………………」
ラーズ「……その必要は無い」
ジディアス「……!」
ラーズ「まだ……終わっていない。俺がダメなら、リーフィアがいる」
ラーズ「リーフィアがダメでも……他にも優秀なメンバーがいる。俺達はまだ負けていない」
ジディアス「……フフフ、面白い事を言う……」
ジディアス「他の面々がどれだけ足掻こうと、お前が正気を失い『悪意』に飲まれる事は避けられないのだぞ、ラーズ」
ラーズ「……そうでもないさ」
ラーズ「まだ……手は、ある……!!!」
そう言うと、ラーズは己の胸に手を向けた。
ラーズ「──────『悪意』…………!!!」
…………ドクンッ…………!!!
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