勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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2021/11/20(土) 19:16:01.61 ID:KbfSVIxh0
 『幽霊船』 
  
  
 ザブン ギシギシ 
  
  
 剣士「僕達が寝泊まりするのは飛空艇にしようか…」 
  
 女オーク「そうね?居室は人が多そうだし」 
  
 剣士「食事もみんなと違うんだよね」 
  
 ローグ「あっしらも貨物用気球で寝る事になりそうでやんす」 
  
 盗賊「飛空艇は忙しいかも知れんぞ?女戦士は氷山を警戒しててな…飛空艇を飛ばして監視すると言ってる」 
  
 剣士「そっちの方が気楽で良いや…夜中の飛行だね?」 
  
 盗賊「そうだ…お前が持ってる光の石頼りになる」 
  
 剣士「おけおけ!夜中も航海した方が早く到着できるしね」 
  
 盗賊「船首にロープ結んで飛空艇で飛んだら幽霊船の周りを光で照らす感じだ」 
  
 剣士「夜中は交代で見張りしておけば良いのかな?」 
  
 盗賊「そうなると思う…お前等2人で大丈夫だよな?」 
  
 剣士「気楽で良いよ」 
  
 盗賊「まぁ昼間は降りて休んでも構わん」 
  
 ローグ「盗賊さん!貨物用気球で人員運搬に戻りやすぜ?」 
  
 盗賊「おー頼むわ…俺ぁハンモック編んどく」 
  
  
  
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 フワフワ ドッスン 
  
  
 ローグ「はい皆さん降りて下せぇ…」ゾロゾロ 
  
 近衛侍「…これが有名な幽霊船ですか…ほー」 
  
 商人「普通の貨物船だよ…大砲も積んで無い…砲弾も無い」 
  
 くノ一「あのスケルトンは?」 
  
 商人「船を動かす奴隷さ…アサシンの命令を聞くんだ」 
  
 情報屋「私達が寝泊まりする部屋は何処?」 
  
 ローグ「盗賊さんに聞いて下せぇ…あっしはもう一回人員運搬に戻りやす」フワフワ 
  
 情報屋「桟橋に船が付けられないと本当に不便ね」 
  
 商人「そうだね…気球が無いとどうにもならない」 
  
 情報屋「さて書物の整理をしなきゃ…部屋は何処かしら」スタスタ 
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