勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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2021/11/20(土) 19:19:39.70 ID:KbfSVIxh0
 『黄昏時』 
  
  
 リリース! 
  
  
 女戦士「進路を太陽に向ける…取り舵」グルグル 
  
 剣士「なんか甲板で観測の準備始まってる…」 
  
 商人「新しい海図と航路を作ってるんだ…緯度経度の算出だよ」 
  
 剣士「経度ってどうやって算出するんだろう?」 
  
 商人「見に行くと良い…真上に来る星と太陽の角度を観測するらしい」 
  
 剣士「真上…そうかそれだと詳しい星座が記された書物が必要だ」 
  
 商人「らしいね?観測士はその辺り熟知してるよ」 
  
 剣士「へぇ…ちょっと見て来る」シュタタ 
  
 女戦士「商人…新しい海図を見たいのだが」 
  
 商人「今インクを乾かしてる」 
  
 女戦士「方角は合っているのか?」 
  
 商人「大丈夫…とりあえず西の方に向かえば座礁する事は無いよ」 
  
 女戦士「それなら良い…例の探検家の海図は役に立って居るか?」 
  
 商人「大分歪んでるみたいだから航海士と相談しながら新しい海図を描いてるんだ」 
  
 女戦士「海では目標物が無いからその島を探せるのかも怪しい」 
  
 商人「あー実はね…僕の機会の犬がハウ・アイ島の座標を知ってるんだよ」 
  
 女戦士「なんだそういう事か…では現在地の座標も分かるだろう」 
  
 商人「うん分かってる…観測の精度を試して居るんだよ…それで探検家の海図と比較して浅瀬の位置を特定しようとしてるのさ」 
  
 女戦士「フフ私が心配する事では無いか」 
  
 商人「まぁ例の海図を生かす為の観測だよ…心配しなくて良い」 
  
 女戦士「では私は少し休んで航海士に任せるとしよう」 
  
 商人「もうすぐ食事だよ?行って来たら?」 
  
 女戦士「お前は口が寂しかろう…私用の酒を持って来てやる」 
  
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