勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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325:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 20:10:08.80 ID:KbfSVIxh0
 『桟橋周辺』 
  
  
 タッタッタ 
  
  
 商人「あの建屋は資材を運べば拠点として使えそうだよ」 
  
 女戦士「情報屋はどうした?」 
  
 商人「建屋の掃除をしてる…あそこで誰かがしばらく生活してた跡があるんだ」 
  
 女戦士「では他の建屋も同様の可能性があるな」 
  
 商人「うん…全部見て回るのは明日だね」 
  
 女戦士「遺物などは既に盗掘済みか?」 
  
 商人「謎の道具みたいな物は見当たらないね…全部盗られちゃったかもね」 
  
 女戦士「まぁ良い…建屋が使えるだけで今の所十分…掃除要員を数名行かせる」 
  
 商人「お願い…」 
  
  
 リリース! スゥ 
  
  
 商人「うわ!!びっくりした…」 
  
 盗賊「戻ったぜ?この周辺は生き物の気配が何も無いわ…土産は苔だな」ドサ 
  
 剣士「少し行くとまだ氷が残っててビチャビチャだよ」 
  
 盗賊「ほとんど荒野だな…ほんで苔が生えて来てる」 
  
 女戦士「こちらは建屋の中にミイラを2体発見した所だ」 
  
 盗賊「ミイラ?なんでまたミイラなんぞ…」 
  
 商人「この島に来た人だよ…餓死してミイラになってるのさ」 
  
 盗賊「ほ〜ん…まぁ食い物は全く無さそうだな」 
  
 商人「もう少し火山の方に行くと少し木が生えてるんだ…そっちに移動したかもね」 
  
 盗賊「てかこの島割と広いから探索しんどいぞ?」 
  
 女戦士「長期戦になりそうだな…食料問題はちと考えねばならん」 
  
 剣士「あ…水分が多い荒野だからいろいろ育てられる…日差しも強いし暖かいし」 
  
 盗賊「おぉそうよ…日差しはきついのに氷のお陰で風は涼しい…なかなか良い島だぜ?」 
  
 女戦士「桟橋の強化に木材が必要になる…まず木が欲しい」 
  
 剣士「おけおけ!!いろいろ育てて見るよ」 
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