勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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348:名無しNIPPER[saga]
2021/11/21(日) 03:02:52.14 ID:ECntfAo70
 『飛空艇』 
  
  
 フワフワ 
  
  
 女オーク「どんぐりとキノコを持って来たわ…」ドスン 
  
 剣士「おっけ!水も十分あるし行ける」 
  
 女オーク「どういうルートで?」 
  
 剣士「このまま貿易風に乗って真西だよ…陸が見えたらそこはオーク領の未踏の地の筈…そこを飛び越えて先に名も無き島を目指す」 
  
 女オーク「じゃぁオークの箱舟も見られるかも知れないわね」 
  
 剣士「そうだね…どんな事になってるのか楽しみだ…飛ぶよ?」グイ 
  
  
 シュゴーーーー バサバサ 
  
  
 女オーク「噴煙の中を飛ぶつもり?」 
  
 剣士「ああ忘れてた…少し北へ迂回する」 
  
  
  
 『翌朝』 
  
  
 リリース! 
  
  
 剣士「座標確認する…海図の上で指動かすから吠えて教えて?」ススス 
  
 機械の犬「ワン!」フリフリ 
  
 剣士「おぉ結構進んだ」 
  
 女オーク「剣士!?下はもう陸地よ?」 
  
 剣士「えええ!?どういう事?」 
  
 女オーク「雪原だわ」 
  
 剣士「まさか巨大な氷山?…これじゃ大陸だ」 
  
 女オーク「正面に海が見える…」 
  
 剣士「そうか陸から離れてしまってるんだ…こんなのが全部溶けようとしてるのか」 
  
 女オーク「何年かかるかしら」 
  
 剣士「これさぁ…オークの箱舟ってこんな大きな氷に覆われてるなら発見無理じゃないかな?」 
  
 女オーク「溶けるまで待つ必要がありそうね」 
  
 剣士「うん…ついこの間まで南極だった場所の氷がそんなに直ぐに溶ける訳が無い」 
  
 機械の犬「クゥ〜ン」 
  
 剣士「え?違うの?…割と早く溶ける?」 
  
 機械の犬「ワン!」 
  
 剣士「そうなんだ…なんでだろ?」 
  
 女オーク「暖かい海の雨では?」 
  
 機械の犬「ワン!」 
  
 剣士「なるほど…暖かい海の海水と混ざると言うのもあるか」 
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