623:名無しNIPPER
2022/04/09(土) 15:45:14.83 ID:qH74J3v0O
地に伏したグレイモン。
かつてグレイモン達が焼き尽くした、黒焦げの木々の中に手を突っ込んでいる。
カブテリモンは、とどめの一撃といわんばかりに、プラズマ弾を放った。
…グレイモンは、木々の燃えカスの中から何かを掴み、目の前に掲げた。
それは、モノクロモンのものと思われる甲殻であった。
モノクロモンの甲殻は、プラズマ弾を防ぎ、粉々に飛び散った。
おそらく、ここはかつてモノクロモンのいち個体が、ある恐竜型デジモンと死闘を繰り広げ、差し違えた場所だ。
消化しきれなかった残骸の甲殻を、グレイモンは咄嗟に拾って防御に使ったのだ。
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