63:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:14:37.68 ID:O8t46fem0
  
 私「薄々察していたのかもしれません。先生がそういう人だって」 
  
 私「自分の勘違いだって信じたかった。だけど……つまり先生はそういう人だったんですね」 
  
64:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:15:32.17 ID:O8t46fem0
  
 ── 
  
 私「……」シュン 
  
65:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:16:13.70 ID:O8t46fem0
  
 私(陽が傾いて歩道が夕焼けに染まる。彼女の美しい容姿に濃い影が落ちた) 
  
 美少女「人は皆、美しい者に惹かれる──」 
  
66:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:17:09.87 ID:O8t46fem0
  
 ──1年前── 
  
 研究員『博士っ。大変です!』ガチャ 
  
67:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:18:09.77 ID:O8t46fem0
  
 美少女『質問に答えてください。どうして私を逃がしたんです?』 
  
 マスター『決まってるだろう。お前が美しいからだよ』 
  
68:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:19:37.77 ID:O8t46fem0
  
 美少女『博士……人面虫の研究をされてる方ですよね。妖精プロジェクトとか言われてる』 
  
 マスター『彼女の研究は最高さ。妖精が完成すれば、人類の道徳観を根底から覆す存在となる』 
  
69:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:20:41.26 ID:O8t46fem0
  
 美少女『バイトと……れ、恋愛』 
  
 マスター『恋愛? あはは、お前って理想が高そうだけど』 
  
70:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:21:39.75 ID:O8t46fem0
  
 ──家── 
  
 私(ある日のこと、家に帰ると1通の手紙が置かれていた) 
  
71:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:22:35.62 ID:O8t46fem0
  
 手紙『こんなこと書くのは柄じゃないんだけど……君には感謝をしているよ』 
  
 手紙『今、いつもの軽口だと思ったでしょ。残念ながら、今回ばかりは心の底からの本音なんだな』 
  
72:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:23:19.59 ID:O8t46fem0
  
 ── 
  
 私(就寝中。夢でヒヨコが話しかけてきた) 
  
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