71:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:22:35.62 ID:O8t46fem0
  
 手紙『こんなこと書くのは柄じゃないんだけど……君には感謝をしているよ』 
  
 手紙『今、いつもの軽口だと思ったでしょ。残念ながら、今回ばかりは心の底からの本音なんだな』 
  
72:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:23:19.59 ID:O8t46fem0
  
 ── 
  
 私(就寝中。夢でヒヨコが話しかけてきた) 
  
73:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:24:05.75 ID:O8t46fem0
  
 私『言っている意味がよくわからない』 
  
 カラーヒヨコ『美しいと感じるということは、つまり本能を肯定してしまうこと』 
  
74:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:25:00.95 ID:O8t46fem0
  
 ──工事現場── 
  
 メラメラメラ… 
  
75:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:25:43.76 ID:O8t46fem0
  
 少年「その炭みたいなの何? ソロキャンプ?」 
  
 私「そうだよ」 
  
76:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:26:27.93 ID:O8t46fem0
  
 私「いらないよ」 
  
 少年「平気。虫籠ならもう1個あるから。これでもう寂しくないね?」 
  
77:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:27:27.61 ID:O8t46fem0
  
 私「でも、だけど……それでも可愛い」 
  
 私(妖精は何も言わない。何も考えない。目も合わせない) 
  
78:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:28:24.85 ID:O8t46fem0
  
 ──路地裏── 
  
 ギャーッ! 
  
79:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:29:26.69 ID:O8t46fem0
  
 マスター「……さてと。じいさんを家に持ち帰る趣味はないから、氷用と偽って買った砕石機ですり潰すとするか」 
  
 博士「そこまでだよ」ザッ 
  
80:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:30:15.32 ID:O8t46fem0
  
 マスター「……わぁ。そんなアホみたいな理由で見つかるなんて驚きです」 
  
 博士「そうだね。でも人生って驚きの連続って言うでしょう?」 
  
81:名無しNIPPER[saga]
2021/12/24(金) 21:31:06.40 ID:O8t46fem0
  
 博士「君が研究体を逃さなければこうして捕まえることもなかった。それは逆恨みというものだよ」 
  
 マスター「そうじゃない。俺の身なんてどうだっていいんだ」 
  
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