白鬼院凜々蝶「蜻さま……」青鬼院蜻蛉「うむ! 悦いぞー悦いぞー!!」
↓
1-
覧
板
20
2
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2022/01/07(金) 21:55:48.08 ID:DztBtIAJO
「どうして僕が君の膝の上に……」
「私の趣味だ。いや以前、車で許嫁殿を膝に座らせた際、存外心地良かったのを思い出してな」
「勝手な奴め……」
蜻蛉は自分勝手で自分本位。自分が良ければそれでいい。僕の気持ちなど考えていない。
「なんだ。口では文句を言いつつも、貴様の身体は意外と素直ではないか。悦いぞー!」
「うるさい黙れ」
「そうこなくてはな。私は許嫁殿のそんな意地っ張りなところが気に入っているのだ」
苛々する。それなのに、蜻蛉の膝の上は存外心地良かった。兄上……いや、父上の感触。
「蜻蛉……僕の話を訊いて」
「よし、わかった。訊こうではないか」
蜻蛉は訊いてくれる。僕の話を、きちんと。
「御狐神くんのことなんだが……」
「ふむ。双熾がどうかしたか?」
「彼は優しい。僕に優しくしてくれる」
「奴は許嫁殿が大好きだからな」
「僕も御狐神くんのことが大好きだ」
「そんな惚気話を訊かせに来たのか?」
違う。ここからが本題。ここからが肝心だ。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
9Res/8.57 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
白鬼院凜々蝶「蜻さま……」青鬼院蜻蛉「うむ! 悦いぞー悦いぞー!!」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1641560037/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice