【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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176: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/04/28(木) 22:33:30.70 ID:7IvLQWSG0
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ドン!!


思考はまとまっちゃいなかった。
目の前でくしゃくしゃになっていくそれを、何とか止めたくて、どこかに逸らしたくて。
声よりも先に、音よりも先に、脳が電気信号を走らせていた。


冬優子「……痛っ……ちょっとあんた何を……」


そして、感情がすぐにそれに追いついた。


ルカ「気持ち悪い真似してんじゃねーよ! てめェがナヨって何になるんだ……!!」

冬優子「は、はぁ……!? なんて言いぐさよ、それ!」

ルカ「何がちげーんだよ! 自分だけ傷ついてればそれで満足か!? ちゃんとお仲間の死に目を向けてる証拠だからって自分を慰められるもんな!」

ルカ「でも、そんなの……何にもならねーんだよ……!! 自分を傷つけたって、その傷を誰かが見てくれるわけじゃない……扉を開けて出て行かねえと……見てほしいやつにも届かねえって……そう、三峰結華に教えたばっかじゃねえのかよ……!?」

冬優子「でも、その結華は死んじゃったのよ……!?」

ルカ「知るかそんなこと!」

冬優子「あ、あんた……いい加減に____」

ルカ「てめェのくだらねえ自慰行為に他人の死を利用してんじゃねえ!!」

ルカ「見てると私がイライラしてくんだよ……ウジウジウジウジ……同じとこで足踏みばっかしてよ……!!」

ルカ「アイドルで輝きたいとか抜かすんだったら、ステップの一つでも刻んでみろよ……冬優子!」


口から出た言葉を確かめているその間も肩の息は収まらなかった。
全身を走る沸騰した血液、その熱は中々醒めそうにもない。
やけに力のこもった眼球が、へたり込んだ冬優子をずっと睨みつける。


冬優子「……生意気」

冬優子「どの口下げてそんなこと言ってんのよ……あんたが一番、ウジウジしてんでしょうが……」

冬優子「一度うまくいかなかったからって、緋田美琴との間で軋轢が生じるの、もうトラウマになってんでしょ? いつまでそんなくだんないことに拘ってんのよ」

冬優子「他人を利用して自傷行為で悦に浸ってんのはあんたもでしょ!」

ルカ「てめェ……!!」


冬優子に返される言葉はまさに図星。
鋭いナイフが今度は自分に向けられて、抵抗することもできず胸に深く突き刺さった。




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