【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
1- 20
849: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/06/18(土) 23:13:28.83 ID:hWUH9Ue/0
------------------------------------------------
【第3の島 病院】

私の傷はナイフを掴んだために皮膚がぱっくりと切れ、一部筋肉を傷つけた程度。
気が飛ぶほど沁みる消毒をした後に、包帯をぐるぐる巻きにすることで何とかなった。

だが、問題は市川雛菜。
明らかに貫通していたナイフを、美琴は抜き取ろうとあがいたことで更に傷を広げていた。
不幸なことに骨とぶつかることもなく突き刺さってしまったがゆえに、出血も激しく病院に着くころには市川雛菜は気を失ってしまっていた。
モノミにとりあえず委ねるほかなく、私と浅倉透はロビーの椅子に腰かけてその時を待った。


ルカ「……突然、押し入ってきたのか」

透「うん……二人で部屋にいたところに、インターホンが鳴って」

ルカ「扉、開けたのか? 不用心だな」

透「……実は、これ」


懐からくしゃくしゃになった紙を目の前で広げる。
罫線が数本横にひかれた長方形の紙、手紙の様式だ。
私はそれを引っ手繰るようにして目を落とした。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/764.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice