【シャニマス】摩美々「事務所対抗サッカー大会?」
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25:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 12:23:26.68 ID:+TIzlW0iO
「い、いけん、はよ取り返さんと…」
奪われたボールを取り返そうと恋鐘が詰める。
「は?近寄らないで?」
「ぶべ!?」
まだ緊張が解けていないのだろうか、簡単なフェイントに引っかかってこけさせられる。
以下略 AAS



26:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 12:25:39.81 ID:+TIzlW0iO
「流石にアレよりマシなのいるでしょ」
「うぅ…」
悪意しかない嘲笑が恋鐘を襲う。もちろんこれも相手の作戦だ。咲耶を分断し、恋鐘の心を折る。そうすることで点を取るFWを機能させないことが目的なのだ。
「私はアンタも嫌いなの」
「ふぇ?」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 12:29:17.54 ID:+TIzlW0iO
(恋鐘…)
何か言われているのはわかっている。それが良くないことであることも、けれど摩美々には聞こえない。
「行かせないわよ」
「…しつこい人は嫌われますよー」
ボールを取りに行こうにも、恋鐘に声をかけようにもこの女のマークが邪魔で思うように動けない。


28:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 12:29:58.14 ID:+TIzlW0iO
「経験者ですかー?」
「…それがどうかした?」
別に経験者を採用することは珍しいことではない。たまたま283プロにはいなかっただけだ。しかし…
「いや、あなたみたいな人見たことないなーってー」
「…昨日デビューしたの」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 12:30:34.25 ID:+TIzlW0iO
「とにかく、私はあなたに何もさせないから」
摩美々にセンスがあると言えど経験者には及ばない。一瞬の駆け引きやセオリーの引き出しが違う。
「ま、私以外で勝てばいいだけですしー」
「そんなこと言ってて大丈夫なの?」
「んー?」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 12:36:11.01 ID:+TIzlW0iO
「あぅ…ボール…取らないと…」
ボールは中央からやや左寄りに展開されている。ダブルボランチである甜花の守備範囲だ。
「え、えい…」
「邪魔」
「あう!?」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 12:42:53.84 ID:+TIzlW0iO
「う、うぅ…」
「甜花ちゃん!甜花ちゃん!大丈夫?」
「引きこもりはゲームだけしてればいいんだよ」
心配して駆け寄る甘奈を尻目に更に言葉で甜花を貶める。
「ほら、走れ!」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 12:43:34.57 ID:+TIzlW0iO
「よしっ…って…え?」
「なんすか?どうかしたんすか?」
しかし、そこにいたのは果穂ではなく、あさひだった。
「ど、どうしてあんたが…こっちに…」
「そっちこそどうしたんすか?まるで『果穂ちゃんじゃないとマズい』って顔してるっすよ?」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 12:48:00.53 ID:+TIzlW0iO
「…やられたわね」
「やられたって…何が?」
「あの西城樹里が階段から落ちるなんて不自然でしょ?誰かに落とされたのよ」
「えぇ!?そんな悪いことする!?」
「まあ、みんながみんなあんたみたいなやつじゃないって話よ」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:02:43.59 ID:+TIzlW0iO
「流石冬優子ちゃんっすね!悪役みたいっす!」
「はっ倒すわよあんた!!」
あさひとしては褒めているつもりだが伝わらないのはいつものことだ。
「そんなの許せないっしょ!ここはウチらで…」
「…私たちが出ていってどうなるのよ」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:03:27.82 ID:+TIzlW0iO
「じゃあどうすんの!?黙ってこのままやられるしかない系?」
「そんなの嫌っす!」
「落ち着きなさいよ」
熱くなる二人を鎮めるように、冬優子は続ける。
「向こうがその気なら、こっちも仕掛けてやればいいのよ」
以下略 AAS



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