古泉「なんでしょう、嘘つくのやめてもらっていいですか?」 ハルヒ「……」
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25:名無しNIPPER[saga]
2022/05/22(日) 18:49:42.14 ID:QWBwkeEm0

古泉「なるほど。涼宮さんがそのようなことお考えに……それで、彼女はどこに?」

キョン「不思議を探しに行った」

朝比奈「たぶん校内を駆けまわってるかと」

長門「飽きたら戻ってくる」

古泉「犬か何かですか?」

キョン「なんにせよ。面倒くさい問題が片付いて一安心だ」

長門「全て問題が解決したとはいえない」

朝比奈「えっ!?」

キョン「……長門、そりゃどういうことだ」

長門「事の発端は涼宮ハルヒによる能力。現在の古泉一樹はその能力の綻びに付けこみ、上書きで人格を修正したに過ぎない」

長門「あなたの中にはまだ別の人格が存在している」

古泉「なんと……」

キョン「人体実験みたいなことされてるな……」

長門「根本的に解決するには、やはり涼宮ハルヒの力が必要」

長門「さきほどまでのあなたではなく、今の古泉一樹が必要であると彼女に思い込ませることが必要」

古泉「涼宮さんにとって、理想の古泉一樹になる、ということでしょうか」

キョン「元々ハルヒの理想のポジションでここに入ってきて、それを守ってきたってのに、思い付きで人格変えられて……」

キョン「…………かわいそ」

古泉「でしたら……もう少し労わりの言葉があると思いますが」

朝比奈「い、いつもの古泉くんできっと大丈夫ですよ! 涼宮さんが帰ってきたらいつも通りでお願いしますね!」

古泉「いつも通りの僕……すみません、いつも通りの僕ってどんな感じでした?」

キョン「短時間で自分を見失っている」

長門「見失うというより、実際に失っていた」


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