勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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592:名無しNIPPER
2022/12/12(月) 18:19:53.71 ID:X4eygvxo0
『夜_バーベキュー』


ジュゥゥゥ モクモク


少女「はむ…」ガブ モグモグ

盗賊「まず足りない物が…クロスボウを設置するスタンド…これが有れば命中率が格段に上がる」

盗賊「それから篝火を焚く台…鉄板に余りあんだろ?どうにか工夫して作ってくれ」

盗賊「あとな?雨に備えて雨除けも必要だ」

剣士「あ!!雨だと火矢が使えないじゃない!!」

盗賊「雨で濡れている場合は油が有効になる…油でヒタヒタの矢を撃ち込むのもそれなりに効果が在る」

学者「濡れた所に油があるとツルッツルなんす…そこに上手く着火したら延焼も狙えやすね」

盗賊「まぁ兎に角…こっちの射程でどんだけ撃てるかがカギだ…もっとクロスボウが有れば良いんだが…」

学者「あの重クロスボウはガラクタを漁らんと中々手に入らんすね…骨董品すよ」

盗賊「無い物はしゃー無ぇ…今のでやりくりするだ…後何か気付いた事は無いか?」

戦士「帆角を調整する時に目印となる番号か何かを記してみたらどうだ?」

盗賊「おぉ確かに…どの角度で固定したいか…今の所それぞれの勘便りだな…」

盗賊「ようし!!それは俺がやるわ」

女オーク「こっちの船に火矢を撃たれた場合は?」

盗賊「ふむ…水の入った樽は消火用でバラけて配置したほうが良い訳か…」

剣士「マストの下にくくり着けたら?登りやすくもなるし」

盗賊「それで行くか…まぁ今晩はもう追っては来んだろうから明日明るくなったら準備しよう」

学者「いやぁ…よくよく考えたら良く凌ぎやしたねぇ…」

盗賊「決め手は帆が一枚燃えた事だな?」

戦士「その後こちらの小回りを活かして逃げ回る機転も良かった」

盗賊「帆の操作は体力使うのが難点だ…もう体がクタクタよ」

学者「さぁて!!夜の交代に備えて俺っちは先に寝るっす」スック

盗賊「おう!休んでおけ…しばらくは俺が見て置く」


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