712:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/23(金) 22:10:02.28 ID:rO0UWc+40
  
 盗賊「例の書簡か…一体何なんだソレ?」 
  
 中年の女「これと同じ様な物はこれから行く大陸の方でもいくつか有るの」 
  
 盗賊「ほう?」 
  
 中年の女「機械だけが翻訳できる情報…今までの調べでアダムという集中端末が何処かにある事が分かってる」 
  
 盗賊「集中端末?なんだそりゃ?」 
  
 中年の女「人間で言う脳の部分ね…それがすべての機械をコントロールしてる」 
  
 盗賊「じゃぁそのアダムってのをぶっ壊せば機械は只の鉄クズって事か?」 
  
 中年の女「そうね…でもその場所が分からない」 
  
 盗賊「ほんじゃその場所ってのがその書簡で分かるってのか?」 
  
 中年の女「それを期待してる…そしてこれを翻訳出来るのは…ある科学者…今シン・リーンで厳重に保護されてる」 
  
  
 今あなた達が来た大陸はアメ・リカ大陸 
  
 そしてこれから行く大陸はユー・ラシア大陸と言うの 
  
 両者は海で隔てられて居て機械達が通信する手段は20年前に失われて今はもう無い… 
  
 その代わりの通信の手段として現れたのがこの白黒の書簡…これを使って情報のやり取りをしている 
  
 その主な内容はエネルギーの状態と電送する場所に関する情報 
  
 恐らく電脳化された人間を使って所定の場所にエネルギーを移動させようとして居る 
  
  
 盗賊「なるほど…その場所が知りたい訳か…」 
  
 中年の女「ユー・ラシア大陸の人達は電脳化された人間への危機感が無いから好き勝手やられているわ…」 
  
 盗賊「やっぱそうか…電脳化した奴が何処に潜んでるか分からんのだな…」 
  
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