シンエヴァ もう一つの終わり ver1.12
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2022/10/10(月) 23:40:45.54 ID:R3+wBdbD0

AA1「心配ご無用! 今のうちに――きゃああ!」

 9号機を押しのけて起き上がる8号機

 バランスを崩し駅にほど近い港に仰向けに転がる9号機

 水柱があがる

 残る3機に頭から抑え込まれる8号機

 起き上がろうともがき、オップファータイプを押しのけるが、そのたびに別のオップファータイプがとびかかって抑え込む

工場群やセメントサイロ、停泊していたセメント船などが押しつぶされ、粉塵と炎があがる

AA1「行って!」

シンジ「う、うん!」

 初号機の手のひらに乗るシンジ

 シンジを左手で包み込み、よろよろと立ち上がる初号機

 初号機の体表に付着していたがれきが剥がれ落ち、土煙が上がる

マリ「放せ! 放せよ!」

AA4「碇くん! これを!」

 振り返り、包帯のような布で巻かれた棒状のものを初号機の方に投げる12号機

 エヴァの腕の長さほどもある

 シンジを左手に乗せたまま、飛んできた棒状のものを傷ついた右手でつかむ初号機

 槍に貫通された手のひらからL.C.Lが噴き出して辺りにしたたる

シンジ「綾波!」

 駅のホームで仁王立ちになり、それぞれのエヴァを必死に操っているマリとAAたち

 見えない壁に向かって足を蹴り出す初号機

 風景の一部が書き割りとなって砕け散り、破れた穴の向こうに暗がりが広がっている

 振り返る初号機

 レイの声が響き渡る

レイの声『アドバンスドのひと』

はっとして初号機の顔を見上げるAAたち



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