141: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/04(金) 11:12:51.60 ID:U/9mkAOw0
ジグザグマが拾ってきたのは黄色い綺麗な欠片みたいなものです。高く売れたりするかな? ワクワク♪ ──あ、ちなみに『かすみん3号』はキモリですよ!
しずく「そ、それって……“げんきのかけら”じゃない?」
かすみ「ほぇ?」
しずく「戦闘不能になったポケモンの元気を取り戻すアイテムだよ」
かすみ「おぉー! ホントに良い物じゃないですかー! ジグザグマ! もっと、探そう!」
「クマ♪」
しずく「お宝ザックザク計画……意外と順調……?」
この調子で、ここらのお宝たくさんゲットですよ〜♪
👑 👑 👑
しずく「“きずぐすり”、“スーパーボール”、“なんでもなおし”、“げんきのかけら”……あとこれは“おおきなキノコ”かな……?」
かすみ「ジグザグマ〜おりこうさんですね〜♪」
「クマァ〜♪」
しずく「“ものひろい”って思ったより、すごいのかも……」
かすみ「この調子でもっとたくさん集めますよ〜♪」
「ザグマ〜♪」
引き続き、お宝ザックザク計画を続行しようとしていると、
「──あれ? もしかして、かすみちゃんとしずくちゃん?」
突然、声を掛けられる。振り返ると、そこにいたのはアッシュグレーでショートボブの先輩トレーナーさん──
かすみ「あれ? 曜先輩?」
曜「二人とも、こっち方面に進むことにしたんだね」
しずく「曜さんも今日はこちらでお仕事を?」
曜「うん、私の仕事はセキレイ〜フソウ間をメインに、いろんなアミューズメントを考えることだからね」
かすみ「あれ? 曜先輩って、コンテスト運営委員会の人じゃなかったんですか?」
ジムリーダー以外には、そういう仕事をしているって聞いてましたけど……?
曜「それも私の仕事かな。コンテストを盛り上げるための一環として、オトノキ地方の二大会場がある、セキレイ、フソウにたくさん人が来るように考える。今はその仕事をしてるところだよ」
しずく「コンテスト会場に人を呼ぶのも、運営委員会の仕事なんですね」
曜「そういうこと。ところで、二人はここで何してるの?」
かすみ「お宝ザックザク計画の真っ最中です!」
曜「お宝ザックザク計画……?」
しずく「私たち、船が整備中で欠航しちゃって……直るのを待ってるところなんです」
曜「あーなるほど。……確かに、ここの港は出港にもすごく気を遣うからね……私たちにとっても困りの種なんだよね」
曜先輩も腕を組んで、困り顔になる。そりゃそうですよね、セキレイ〜フソウへの人の往来を増やすために仕事をしているのに、肝心の船が欠航しやすいなんて、致命的です。
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