侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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280: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/10(木) 12:02:13.49 ID:IGCv6YWI0

どうやら、腰を落ち着けることは出来そうだ。

……いや、でも、このままじゃ別の意味で落ち着かない。


侑「あ、あのー……」

彼方「ん〜なにかな〜?」

侑「その……彼方さんたちはどういう理由でここに滞在しているんですか……?」


事細かに訊きたいことはいろいろあるんだけど……とりあえず、どういう理由でチャンピオンたちがここに集まっているのかが気になってしょうがない。

だけど、その問いに対しては、


穂乃果「残念だけど、それは機密事項で話せないんだ〜。ごめんね?」


と煙に巻かれてしまった。


侑「あ、い、いえ……! だ、大丈夫です……! す、すみません、こちらこそ急に変なこと聞いちゃって……!」

穂乃果「うぅん。確かにいろいろ気になっちゃうよね〜」


考えてみれば歴代チャンピオンが一つの場所に二人もいるなんて、それこそ普通じゃないし……。

何か人に言えない重要な理由がある……んだと思う。とりあえず、それで納得しておこう。


彼方「とりあえず、みんなお腹空いてない〜? そろそろご飯を作ろうと思うんだけど〜」

歩夢「あ、それなら私、手伝います!」

侑「私も!」
 「ブイ!!」

彼方「ありがと〜。そっちのイーブイちゃんにもおいしいご飯作るからね〜。今日はいつも以上に賑やかなご飯になりそうだね〜」

穂乃果「ふふ、そうだね♪ それじゃ、私はご飯を作ってる間に、周囲の見回りしてくるね」

遥「すいません、いつも……。よろしくお願いします」

穂乃果「任せて♪ いってきま〜す」

彼方「いってらっしゃ〜い」


見回りってなんだろう……?


彼方「は〜い、それじゃみんなで美味しい夕食を作ろうね〜」

侑「あ、はーい!」


……まあ、この状況、気になること全てを聞いていたら、時間がいくらあっても足りない気がするし……。

とりあえず、目の前のことから片付けていこうかな……。

どうにか頭を切り替えながら、彼方さんを手伝うために、ロッジのキッチンに向かうのであった。





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