753: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/05(月) 14:40:56.19 ID:6bHKz0F20
セキレイデパートの中をげんなりした顔で歩いていた。
侑「まあ、突然帰ってきたから、食材が足りなかったってのは、わかるけどさ……」
リナ『侑さん侑さん! 今日の“パイルのみ”普段の価格よりも22%もお得だよ』 || > 𝅎 < ||
侑「リナちゃんが毎日買い物についてきてくれたら、お母さん喜びそうだね……」
帰るや否や、買い物袋とお金を渡されて、自宅をUターンしてしまったため、まだロクに旅の仲間も紹介出来てないし……。
帰ったら、リナちゃんや新しく捕まえたポケモンたちも紹介しないとね。
侑「ま……余ったお金で好きなモノ買っていいって言ってたし、いっか……」
リナ『侑さんのお母さん、太っ腹だね』 || > ◡ < ||
太っ腹って言うなら、むしろ久しぶりに帰ってきた娘を労って欲しいものなんだけど……。
リナ『ところで、何か欲しいものとかあるの?』 || ╹ 𝅎 ╹ ||
侑「うん。まあ、なんとなくは」
デパートの中をうろうろしながら、私はお花のコーナーに足を向ける。
リナ『お花買うの?』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「うん。ちょっとね」
私は並べられた色とりどりの花を眺めながら考える。
侑「どれがいいかな……」
リナ『……あ、もしかして……贈り物?』 || ╹ 𝅎 ╹ ||
侑「……ま、まあ……そんなところかな、あはは」
リナちゃん、意外と鋭いんだよなぁ……。ちょっと恥ずかしい。
並べられた花は、一輪の物から、ブーケになっているもの、ドライフラワーや、アクセサリーに加工してあるものもある。
そんな中、
侑「あ……これ……」
小さな、花飾りが私の目に留まった。
横にある小さなポップに、この花飾りに使っているお花の花言葉が書いてあって──
侑「……これにしよう」
私はこれしかないと思い、それを手に取って、レジに向かうのだった。
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