【FGO:SS】本当のクリスマスイベント2022 
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23:名無しNIPPER[saga]
2022/12/12(月) 00:15:37.87 ID:pI3RJfVi0
――パリィィーン!バラバラァァ〜・・・・(何かアナスタシアにあったモノが砕け砕け散る)


水着アナスタシア「ハッ・・ハックシュン!!ウゥゥゥ〜〜ガッデムコールド・・・寒すぎるわぁ〜・・」ブルブルブルブル・・・(震えている)

水着アナスタシア「・・ってかこれ・・なぜ私はこのような寒い中で水着の姿でいるのかしら?」ブルブルブルブル・・・

マシュ「アナスタシアさん!いま、あなたは確かガッデムコールドって・・・・」

水着アナスタシア「・・・!。あら、マシュ・・それにマスター様。一体なぜあなた様方がこのような場所にいるのですか?」

水着アナスタシア「それにエレナさんたちのその恰好・・・もしかしてあなた方が、今年のサンタクロースの役割を担うサーヴァントだと言うのですか?」

【!】
【覚えていないの?】←

水着アナスタシア「えぇ・・・。」頷く

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
カクカクシカジカ・・・・・(アナスタシアに事情を話す藤丸立香たち)


アナスタシア「そうですか・・・つまり先ほどの私は、あなたたちがいま追っているという犯人の手によって洗脳されてしまい、あなたたちに立ち塞がる敵として仕立て上げられたって事ですね?」

アナスタシア「しかも自分こそが本当のスネグーラチカであると錯覚し、あの寒い猛吹雪が舞う中で私は水着の姿であなたたちと戦っていたと言う事ですね。」

【そういう感じかな・・。】

アナスタシア「・・申し訳ありませんマスター。わたくし・・・今年のクリスマスが中止になると聞き、プレゼントが貰えないことへのショックで部屋に閉じこもっていたのですが・・」

アナスタシア「そんな時に・・『プレゼントが欲しいなら奪えばいい。独り占めにしてでもプレゼントを手に入れろ!』っという言葉が私の頭の中に響いてきて・・」

アナスタシア「私が気が付いた時には、このような場所でマスターたちと戦っており、クリスマスの中止を阻止しようとするあなた方の邪魔をしていた形になってしまったと言う事ですね。」

エレナ〔クリスマス〕「ええ、あなたのその様子からしてそう思えるね。でもあなたは犯人に操られただけであって、あなたに悪気がない事はとてもよくわかったわ。」

エレナ〔クリスマス〕「クリスマスを中止にはさせない。今年のクリスマスは、私たち4人の疑似サンタクロースたちが奪われたクリスマスプレゼントと一緒に取り戻してあげるのだから!」

鈴鹿御前〔サンタ〕「そうそう!だからアナスタシアちゃんは、自分が独り占めにしようとしたプレゼントを持ってカルデアに戻っててくれないかな?」

鈴鹿御前〔サンタ〕「盗まれたプレゼントの一部があるというなら、出来るだけ早くカルデアに戻してあげた方が、残っているみんなが喜ぶしね?」

アナスタシア「・・わかりました。操られた身とはいえ・・クリスマスを救おうとするあなた方の邪魔をしてしまった以上、わたくしはあなた方に罪を償うことはしないといけませんね。」


ガシッ!(巨大なヴィィの影と共に盗まれたプレゼントの一部を運び出すアナスタシア)

アナスタシア「それではわたくしはここで失礼いたします。皆さま、どうか無事に今年のカルデアのクリスマスを開催できるように頑張ってくださいね。」

【任せて!】
【帰ったら一緒にクリスマスパーティーをしようね!】←

アナスタシア「ええ。マスター様もどうか無事に・・・エックシュン!!」くしゃみをする

ハベトロット「・・アララ・・あんな寒い中で水着のまま戦っていたから、身体が冷えて風邪でも引いちゃったのかな?」

マシュ「はい。あの寒さの中で水着で長時間いたモノですから・・・いくら寒さに強いアナスタシアさんでも・・・」

【まあ、サーヴァントであっても、生前は人間だからね・・。】
【カルデアに帰ったら、アスクレピオスさんに見て貰った方が良いね?】←

アナスタシア「ええ、そうさせて貰いますね・・。」


ガサッガサッガサッガサッ・・・・(プレゼントを持ってカルデアへ帰っていくアナスタシア)


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