260: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/21(土) 12:46:40.97 ID:Vp8VUFfr0
かすみ「わひゃぁ!!? 起きた!? ま、まだやるってんですか!?」
しずく「たぶん、大丈夫だと思うよ」
かすみ「ほ、ホントに……?」
栞子「……はい。本当です」
栞子ちゃんが頷くと──
「キリュリリュリシイィィィィィ…」
レックウザは、静かに鳴いて──空へと、飛び立っていった。
遥か、遥か高くへと──
栞子「…………」
栞子ちゃんは──
栞子「…………龍神様」
レックウザの消えていった空を見つめながら……少しだけ、寂しそうな顔をしていたのが、印象的だった。
ランジュ「……栞子」
ランジュちゃんが、栞子ちゃんの背中を叩く。
栞子「……ランジュ」
ランジュ「……今度……一緒に、月を見に行きましょう」
栞子「……はい。喜んで」
栞子ちゃんは、柔らかい笑顔で、ランジュちゃんの言葉に答えるのだった。
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