483:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:27:12.63 ID:rs3FrmGi0
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484:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:30:28.36 ID:rs3FrmGi0
【盧ェさんと崔悦さんの上奏文@『晋書』『劉琨伝』(一部抜粋)】
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故司空・広武侯劉琨は恵帝の騒乱の際に在り、
群臣が鼎沸の難に遭うも皇家に戮力して義と誠に励み、
自ら華夷を統べて親しく矢石を受け、石超は首を授け、呂朗は面縛され、
485:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:32:52.06 ID:rs3FrmGi0
┏────────────────────────────────────────┓
その後、并州刺史・東贏公司馬騰が
晋川の荒涼を以て臨漳に鎮を移したため、太原郡・西河郡の民はほぼ三魏へ移ってしまいました。
劉琨は并州刺史の任を受けると、その弊害を受け継ぎ、
486:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:34:34.94 ID:rs3FrmGi0
┏──────────────────────────────────┓
屠各が虚に乗じて晋陽が潰乱し、劉琨の父母と一族は皆殺しの災いに遭いました。
先に劉琨が并州の人々の心に従って自守の計を用いていれば、
聖朝は誅罰を加えられなかったでしょうが、族党は死ななかったでしょう。
487:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:36:32.45 ID:rs3FrmGi0
┏──────────────────────────────────┓
及び拓跋猗盧が敗乱し、
晋人が逃げて帰属した際、劉琨は平城において帰属した彼らを受け入れました。
将軍箕澹はこれらの晋人が久しく僻遠の地に在り、
488:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:38:17.71 ID:rs3FrmGi0
┏────────────────────────────────────┓
段匹磾は劉琨が王室の大臣であるのを理由に、
己の威重を奪われるのを怖れ、劉琨を忌む様子が外へ明らかになるようになりました。
劉琨はこれを知ると、段匹磾の下に久しく留まれないと考慮し、
489:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:39:24.63 ID:rs3FrmGi0
┏────────────────────────────────────────────┓
段匹磾は兄の段疾陸眷が亡くなり、嗣子が幼弱であったために、喪に参じて兄の国を奪おうと欲しました。
また、自身が国を欺き家を凌ぎ、
邪心を抱いて禍を楽しむのを父母や宗族が許さないと考えました。
490:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:40:09.35 ID:rs3FrmGi0
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百姓は段匹磾が死んだと言い、皆が劉琨に味方しようとしました。
もし、劉琨に段匹磾を殺害する心があれば、
容易に擒にできたはずで、再び人の力を借りる事はなかったでしょう。
491:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:41:47.83 ID:rs3FrmGi0
┏──────────────────────────────┓
これより後、上下の心が離れたため、
段匹磾は胡人と晋人を引き連れて上谷郡へ居を移そうとしました。
劉琨はこれに深く反対し、厭次へ移って南の朝廷を頼るよう勧めました。
492:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:42:24.77 ID:rs3FrmGi0
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劉琨は殺害される前、段匹磾に禍心があるとして、臣らにこう語りました。
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493:1 ◆ZXqVVWPHtc[saga]
2023/05/07(日) 14:42:55.74 ID:rs3FrmGi0
┏────────────────────┓
言葉には悲憤があり、左右の者を動かしました。
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