16:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 07:30:15.27 ID:J/mDQ71j0
「本当だ。誰もいないわね、ここ。」
「茜ちゃん茜ちゃん、ここで何するの?」
「あ、それはね……こうやってすりすりするんだよ。」スリスリ
「ひゃあ!……いきなりはやめてよ!びっくりするじゃない!」
「ご…ごめん……!」
安達さんは呆気に取られていたけど、私たちは気にしないでスキンシップしていた。
「すりすり……すりすり……」スリスリ
「スリスリ……スリスリ……スリスリ……スリスリスリ………」スリスリ
私はどさくさに紛れて、西村さんの首元にもスリスリしてみた。
「わっ、びっくりした。笠原さんって猫みたいだね……!」
西村さんがわけのわからないことを言い出したのでツッコんだ。
「それ、褒めてる……?」
「あっ、いや、かわいいなって………。ごめん。」ウルッ
「あーもー!すぐ泣かないの!………別に、嬉しかったし………。」テレッ
「あのー……」
安達さんが口を挟んできた。
「もしかしてだけど、私……ジャマかな?」
「そ、そんなことないよ!海美ちゃんもやる?」
「え、私は……」
「スト───ップ!ちょっと安達さんと話があるから………安達さんちょっと…」
「え?なになに?」
「?」
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