【安価】【虹ヶ咲】エマ「これ(>>3)食べたい!」
1- 20
139:名無しNIPPER
2023/07/09(日) 13:36:29.58 ID:GmSfGISi0
ランジュ「アタシが作るのは……まぁ、見てればわかるわ!」ガァンッ

侑「真っ先に動いたのはランジュちゃん! ランジュちゃんが出したのは大きな大きな中華鍋だ〜! 重そう〜!」

ミア「なるほどね……ランジュの意図が読めたよ」パチンッ

栞子「本当ですか?」

ミア「この勝負はショーでもある……味だけが全てじゃない。加えて、審査員にしずくとせつ菜がいると来た」

栞子「まさか──」

ミア「そうさ。ランジュがやるのは、ショーに相応しい派手なcookingってワケだ」

璃奈(強キャラ面して解説してるのも可愛い……けど、外れてたら凄い顔真っ赤にしそうだなぁ)

ランジュ「まずは叉焼、長葱、椎茸を刻むわ! ハイヤーッ!」シュバババ

侑「わぁ、あんなに大きな包丁を軽々使いこなしてる!」

しずく「ランジュ先輩の格好も相まって、とっても画になりますね〜……」ウットリ

ランジュ「うふっ。せっかくの勝負だもの、最大限盛り上げた上で、アタシが勝つわ!」

ランジュ「中華鍋にラードを落として……溶かして全体に馴染ませたら、刻んだ具材を入れるわ!」ジュワァァァ〜ッ

侑「豪快にいった〜! いい香りがやって来たよ〜!」

歩夢「先に具を焼き上げて、香ばしさを出す作戦かな。普通なら炒飯の具は後入れが多いけど、ランジュちゃんは敢えて逆を往ってるんだね」

ランジュ「そうよ。やっぱり炒めるからには、まとめてこんがりとさせちゃったほうが見栄えも味も良くなるもの!」ジャッジャッ

ミア「予想通り派手で売りに来たね。今の場を支配してるのはランジュだ」

かすみ「ぐぬぬぬ……確かに派手さはランジュ先輩の方がかっさらってますけど……大事なのは味です、堅実にやってる彼方先輩だって凄いですよ!」

ミア「そうかもね」フッ

かすみ「むきーっ……軽く流されてるのになんだかイライラします〜!」

エマ「落ち着いてかすみちゃん。彼方ちゃんを信じて待とう?」

かすみ「ぐぬぬ……仕方ないですね」

ランジュ「さぁ、ここからがハイライトよ! 具がこんがりしたところで卵、ご飯を入れて一気に炒めるわ! そい、やっ、ハァッ!」ジュワァァァン

侑「綺麗な鍋返し〜! これは目が釘付けになっちゃうよ〜!」

ランジュ「フフッ。それでいいのよ……味付けには叉焼を仕込んだ時に出たかえしを一かけ、塩コショウを軽く振って……全体に馴染むまで、強火で一気に炒めるわ! ヤーッ!」ジュワワワ

栞子「凄いです、ランジュ……! まるで職人芸です!」

せつ菜「こっちの心が燃え上がるほどの派手さですね……! つい歌いたくなってしまうほどの盛り上がりです!」ペカー

侑「さぁ、ランジュちゃんの料理がクライマックスに行ってる一方で……彼方さんの方は〜……おぉ、こっちは四川麻婆豆腐!?」

ミア「? おいおい、麻婆豆腐は煮込み料理だろ……」

璃奈「麻婆豆腐も炒め物にカテゴリされるよ。璃奈ちゃんボード『豆知識』」

ミア「そ、そうなのか……教えてくれてありがとう、感謝するよ。璃奈」

かすみ(りな子相手だとホンット素直だなー……)

遥「この香り……! お姉ちゃんがいつも家で作ってくれる麻婆豆腐とは何だか違うかも!」

彼方「遥ちゃんはもう気付いてるみたいだね〜。料理って言うのは、本当に大事なことがあるんだよ〜」ジュワァッ、グツグツ

彼方「それは。食べる相手が誰なのかを知っておくこと、とかね」ニッ

侑「大胆不敵な笑み! 彼方さん、一歩も怯まずに着々と料理を完成させている〜!」

ランジュ「流石ね、彼方……! 食べてなくても、あなたの料理の凄さが伝わって来るわ」カンッ

彼方「それほどでも……あるけど、ランジュちゃんも凄い成長ぶりだねぇ……彼方ちゃん、正直自信なくしちゃうところだったよ〜……遥ちゃんがいなければ、だけど」スッ

彼方・ランジュ「完成!」

侑「両者同時に完成〜! これは最初から凄い勝負になって来た〜!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
166Res/121.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice