アルティメット寿司じゃんけん 番外編2【安価】
↓ 1- 覧 板 20
551: ◆R39XEzWXr6[saga]
2025/09/04(木) 20:46:11.27 ID:OVNwdkpC0
審判「奈鷹高校、雀拳高校、両チーム大将、前へ!」
田中「……」ザッ
加三「……」スンッ
審判「……? 雀拳高校大将、前へ!」
加三「棄権します」
審判「!」
加三(この試合で覇佐美も伊和も戦闘不能……この試合に勝ったところで、僕一人で決勝戦に勝つことは物理的に無理)
加三(まぁ、団体戦の部は結晶の調整も兼ねていた。ここは結晶の力を温存して、私の強さは明日の個人戦の部で証明すればいい……)
覇佐美「そりゃねぇだろ……加三さん……!」ギラッ
加三「……ッ! 覇佐美、お前何故動ける……」
覇佐美「なんだっていいだろうが……ッ、俺ぁまだやれる、やれるんだ……ッ!」フラッ
加三「回復したのか……? いや、それでも辛うじて立ち上がっただけだろう。どのみち決勝戦には耐えられ……」
覇佐美「うるせぇ……ッ! 俺は命を賭けたんだッ! てめぇも死ぬまで戦りやがれェッ!」ガシィッ
加三「………………そう、だな」ドクンッ
加三「お前のおかげで彼方が欠場している今、優勝する絶好の好機でもある。どうせリスクのない賭けだ……いいだろう、戦ってやる」ザッ
田中「ハァー? あなたもう棄権しますって言いまちたよねぇ? もう僕の勝ちでこの試合終わってまちゅけどぉ? そうだよなァ審判!」
審判「……私が棄権を受理する前でしたので、試合の成立を認めます」
田中「クソが!」
刀「田中先輩……みっともないですよ」
高菜「彼方さんならそんなこと言いません!」
田中「けっ、彼方ならそうだろうよ。あいつは"戦うこと"が目的だからな……」
田中「だが僕は"勝つこと"が目的なんだよ。そのためならゴネでもなんでもするさ」
審判「両者、デュエルスタンバイ!」
加三「……気が合うな。君のような人間を部下にしたかった」ガシャコン
田中「なんで僕より弱い奴の下に付かなきゃならねぇんだァ!?」ガシャコン
「「ドロー!」」
田中の手札
カード3 ↓1
カード4 ↓3
カード5 ↓5
加三の手札
カード3 ↓2
カード4 ↓4
カード5 ↓6
570Res/324.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20