アルティメット寿司じゃんけん 番外編2【安価】
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576: ◆R39XEzWXr6[saga]
2025/09/06(土) 23:57:27.43 ID:aEXGu/vC0
田中「短期決着か……その結晶、やはり消耗が激しいらしいな」
加三「だとしたら、なんだ?」
田中「んな石ころに頼るなんてよぉ……お前雑魚な上に、馬鹿だな」ツー…
加三(……!? 奴の目から血が……)
田中「魂と引き換えに力を得るなんざ……素手でもできるだろうが……!」ドロッ
ブワァッ
加三「!?」ブワァッ
加三(アルティメット寿司じゃんけん力が跳ね上がった!? 奴が血の涙を流してから……いや、涙なんてかわいいものじゃない。あれはまるで血でできた隈取り、憤怒の化粧……!)
男「おい彼方、田中の奴、あれ大丈夫なのか……!?」
彼方「……僕は田中より強い」
男「ん?」
彼方「僕の方が大抵のことで優っている。読み合いはもちろん、盤外戦術だって僕の方が上手いし、詰めアルティメット寿司じゃんけんは僕が一級で奴は二級だ」
彼方「だが奴に唯一勝てない点がある。僕が僕のスタイルを貫くかぎり絶対に越えられないもの……"勝利への執念"」
彼方「時に男君。君はオーバーフローを経験したことがあるかい」
男「……考えすぎてフラフラになることだろ? 一応あるけど」
彼方「僕もある……が、このオーバーフローは誰でも経験できるものじゃない。ただ集中すればいいというわけじゃないからね。その才能がいわば自身に有害なレベルまで極まっていなくてはならない」
彼方「そして田中の執念は……その才能に直結した。魂と引き換えに力を得る才能を僕らよりも遥かに深く極めた」
彼方「大丈夫なのかと聞いたね……結論を言おう。"大丈夫じゃない"」
加三(なんというプレッシャー……だが、見るからに消耗の激しい力だ。このターンは結晶のパワーを落として安定択でしのぎ、次のターンで弱った所を仕留める!)スッ
田中「逃げるのか」
加三「……!」ピタッ
田中「敵の弱体化など願うなよ、このみじめったらしい雑魚がァ!」
加三「ぐぅっ……!」
加三(私は、なんのために結晶を作った……なんのためにこの身に力を宿した!)
加三(ここは……↓1で行く!)
1.結晶のパワーを全開だッ!
2.結晶のパワーを落とす
↓1
(1、2のどちらかを選んでください)
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