アルティメット寿司じゃんけん 番外編2【安価】
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777: ◆R39XEzWXr6[saga]
2026/10/04(日) 22:37:55.73 ID:WP9PlkSF0
後輩「『借りパク』……!? 『エナジードリンク』!?」
妹「なんで!? 後輩さんの『溜め』を読めたんだとしても、田中さんが出すのは同じ『溜め』なんじゃないの!? そして五分の読み合いに繋ぐのが勝ち筋のはずなのに……」
宇宙人「いや……これでやっと五分の読み合いになったんだ。妹の言う通りの展開では五分の読み合いにならない」
妹「え? ↓の通りお互い二択でしょ?」
後輩『獄殺拳』対 田中『聖母』→次のターンから『幻想殺し』連打で田中の勝ち
後輩『溜め』対 田中『聖母』→次のターン『獄殺拳』で後輩の勝ち
後輩『溜め』対 田中『幻想殺し』→次のターン『聖母』で田中の勝ち
後輩『獄殺拳』対 田中『幻想殺し』→HPを削り切って後輩の勝ち
宇宙人「いや……後輩はそこで『お手紙』という中間択を選ぶことができる」
宇宙人「『幻想殺し』に当てれば、同じコストを消費しつつ相手に一方的に1ダメージ与えられる。『幻想殺し』の効果で『お手紙』の譲渡効果が無効になるから、純粋に1ダメージ分のアドバンテージを得られる」
宇宙人「『聖母』に当たるとほぼ負けだが……最後に『どくどくばり』に賭けるというギリギリの勝ち筋が残る」
宇宙人「この中間択の存在は読み合いにおいて、完全な二択という壁に突き立てる楔となったはずだ。だがそれが今消え去った!」
宇宙人「田中は『幻想殺し』の代わりに『エナジードリンク』を選択肢に加えるだろう。そして『エナジードリンク』に『お手紙』を当てても次のターンの『畑中』で負けてしまう。もう『お手紙』は中間択たりえないというわけだ」
妹「なるほど……? あれでもちょっと待って、『エナジードリンク』の効果って"エナジードリンクを飲むと"自分のエナジーが5回復する……だよね? 田中さん、エナドリなんか持ってるの?」
宇宙人「それはまぁ……『エナジードリンク』を奪い取ったからには持ってるんじゃないか? ここからは見えないけど尻ポケットとかに……」
妹「そんなラッキーあり!?」
田中(へへ……たまたま尻ポケットにドデカミンを入れておいてラッキーだったぜ)
後輩(なんて幸運な奴……! だが、この状況を生んだのは奴の幸運だけじゃない。悔しいが、僕の二つのミスがあったからだ)
後輩(一つはこのターンの読み負け。そしてもう一つは、あいつがエナジードリンクを持っていると見抜けなかったこと)
後輩(奴の雰囲気や表情を読めずとも、僕にはエナドリの存在を推察できた! 隣の試合が、まだ僕らの隣で続行していることから!)
モブA「ぐぅ……!」
モブB「さぁ、運ゲーの始まりだな」
後輩(二人が場所移動していないのはおそらく……チェンジしたプレイヤーが相手の『エナジードリンク』が『借りパク』される可能性が高いと考えてのことだろう)
後輩(そしてこの時間まで試合が続いているのも不自然! 本来チェンジ側は『母性あふれる聖母』を奪われた時点で勝つ方法がない。あの試合は引き分け狙いで『無に還る』を連打して、自分が負ける前に相手の主要カードを変化することを祈るだけの読み合いなしの運ゲー単純作業になるはず)
後輩(なのに……試合がまだ終わっていない! チェンジ側がセットフェイズに粘って遅延しているんだ。『エナジードリンク』も奪われるまで待った方が、引き分けになる確率が上がるから!)
後輩(逆に言えばそれ以外に遅延する理由はない! きっと向こう側からは田中の尻からはみ出すエナドリが見えるんだ……それに気づいていれば、僕からだってエナドリを視ることができた!)
後輩(なのに僕は、早々にあの人達から注意を切ってしまった……!)
モブB(さぁ、あとは相手がエナジーを3つ『溜め』て『悪魔のケルベロス』を撃ってくるまでに『無に還る』で『悪魔のケルベロス』を変化させられるかどうかの読み合いなしの運ゲー単純作業……! 共犯はここまでだな、田中とかいう選手よ)
田中(助かったぜ名前も知らねえ奴! 後はそっちでせいぜい頑張れや)
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