デジタルモンスター研究報告会 season2
1- 20
395:名無しNIPPER
2023/07/28(金) 18:07:04.97 ID:eqdN6jETO
リーダーは不思議そうにサラマンダモンを見ている。
「自分が産んだデジタマを燃やしている…?食べる気か…?」

シンがリーダーに問う。
「あれなんか意味あるんすか?デジタマからしか採れない栄養があるとか…?」

「いいや、エネルギーロスになるだけだろうな。デジタマを産むのには多大なカロリーを消費する。それを焼いて食ったところで、消費カロリーとは釣り合わないはずだ」

そのままサラマンダモンを観察する一同。
やがて割れたデジタマから火が消えた。

デジタマだったものは、黒焦げになっている。

カリアゲは訝しげに観ている。
「ど…どうするんだ、あそこから」


『クワーァ!』

なんとサラマンダモンは、自分のデジタマの燃えカスを食うわけでもなく、尻尾で薙ぎ払って破壊した。

『クワーァ!クォーー!!』

そして周囲に、何かを報せるかのような鳴き声を発している。


「え、ええ…食うわけじゃなく、ただ自分のデジタマを破壊するだけかよ!?何の意味があるんだ!?」

リーダーは引きつった表情をしている。
「理解できない…。非合理的だ。こんな行動になんの意味があるんだ」

シンはドン引きしている。
「気が狂ってるんじゃないですか…?」

『クワーァ!クワアアァァ〜〜!』

メガはサラマンダモンの動きを観察している。
「周囲をきょろきょろ眺めている…。なにかを探してるんだろうか」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/476.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice