395:名無しNIPPER
2023/07/28(金) 18:07:04.97 ID:eqdN6jETO
リーダーは不思議そうにサラマンダモンを見ている。
「自分が産んだデジタマを燃やしている…?食べる気か…?」
シンがリーダーに問う。
「あれなんか意味あるんすか?デジタマからしか採れない栄養があるとか…?」
「いいや、エネルギーロスになるだけだろうな。デジタマを産むのには多大なカロリーを消費する。それを焼いて食ったところで、消費カロリーとは釣り合わないはずだ」
そのままサラマンダモンを観察する一同。
やがて割れたデジタマから火が消えた。
デジタマだったものは、黒焦げになっている。
カリアゲは訝しげに観ている。
「ど…どうするんだ、あそこから」
『クワーァ!』
なんとサラマンダモンは、自分のデジタマの燃えカスを食うわけでもなく、尻尾で薙ぎ払って破壊した。
『クワーァ!クォーー!!』
そして周囲に、何かを報せるかのような鳴き声を発している。
「え、ええ…食うわけじゃなく、ただ自分のデジタマを破壊するだけかよ!?何の意味があるんだ!?」
リーダーは引きつった表情をしている。
「理解できない…。非合理的だ。こんな行動になんの意味があるんだ」
シンはドン引きしている。
「気が狂ってるんじゃないですか…?」
『クワーァ!クワアアァァ〜〜!』
メガはサラマンダモンの動きを観察している。
「周囲をきょろきょろ眺めている…。なにかを探してるんだろうか」
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