447:名無しNIPPER
2023/08/02(水) 23:04:30.56 ID:CVonZoJoO
「ケン、まずはお前がやってみろ」
リーダー直々に私が指名された。
断ったら怪しまれる。素直に従おう。
えーと、サラマンダモンくん。
こんにちは。
『クァ〜…』
…それにしても、このサラマンダモンというデジモン。
DPが低い成熟期デジモンらしいのだが、どうにも不思議だ。
全身がメラメラと燃えているように見えるのだが、いったい『何が』燃焼しているのだろうか。
炎とは、有機物が高温状態となって酸素と結合し、二酸化炭素が分離する際に熱と光を放つ連鎖現象のことを指す。
そうであれば、このサラマンダモンは、炎を維持するために常に燃料を出し続けているはずだ。
そうなると、体の熱量(カロリー)は凄まじい勢いで消耗されていくはずだ。
さらに、火だるまになっている肉体は当然、表面が常に1400℃の高温にさらされている。
そんな温度で加熱され続けたら、肉体はあっという間に焼き肉、ないし黒焦げになってしまうはずだ。
さらに、炎の放熱によって隔離チェンバー内の温度はどんどん高温になるだろう(空気を循環させているので酸欠にはならないはずだが)
だが、このサラマンダモンはそうはならない。
一体なぜなのか…?
興味が湧いた。調べてみよう。
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