459:名無しNIPPER
2023/08/03(木) 00:22:33.81 ID:WjBUwhWcO
「自分のタマゴを壊すの…嫌じゃないのか?」
『ク…クァ!!クァァ!』
首を横に振っている。
「…ほんとか?タマゴを壊してるときのお前の声…すごく悲しそうだったぞ」
『クァ…』
「…ホントは壊したくないけど、壊さなきゃいけない理由があるんじゃないのか?」
『…クァ…クァ!!クァァー!クアァァー!』
サラマンダモンは何度も首を縦に振っている。
「辛いよな、悲しいよな。ずっと、嫌だったんだよな、ホントは」
『クァァァ!クァァァーーーーー!』
頷くサラマンダモンの声は…どこか泣いているかのような悲しい響きがあった。
「…でも、飼い主さんのことは好きなのか?ホントはどうなんだ?誰にも言わないから教えてくれ!」
『クァ!』
頷いている。
「…そっか。それでも飼い主さんが好きなんだな。それよりお前、腹空いてないか?飯あるけど、食うか?」
『クアァ!』
「キノコしかないけどごめんな。ほらよっと」
カリアゲはデジドローンできのこを与えた。
『クゥゥーン!クゥゥーーン!ハムハム!モグモグ!』
「おお、食いっぷりいいな。これ好きなのか?」
『クァ!クァ!』
…その後カリアゲは、サラマンダモンと2時間ほど話したり、ボールで遊んだりしていた。
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