609:名無しNIPPER
2023/08/11(金) 22:46:21.28 ID:0/wytfOao
森の中を、大きな川が流れている。
対岸までの距離は50mはあるだろう。
そこへ猫型レベル3デジモン、ミケモンがやってきた。
ミケモンは川の水を舌で舐め取って飲んでいる。
…デジモンにとって、水分補給はどれくらい重要なものなのだろうか。
我々のビオトープでも、デジタルワールドから飲み水を定期的に汲んでおり、デジモン達はそれを飲んでいる。
しかし、デジタルワールドから採集した野菜やフルーツを食べた後は、しばらく水分補給を必要とする様子が見られない。
食べ物に含まれる水分だけで十分な量を得られるためだろう。
ちなみに、当初は汲んだ飲み水を煮沸していたが、最近は特に煮沸をしていない。
デジモンは凄まじいスピードで進化するデジタル生命体であるため、免疫力の進化も凄まじい。
そのため、デジタルワールドにいる細菌やウィルス等は、デジモンの進化した免疫力に打ち勝てるものが少ない。
故にデジモンは、生水を飲んでも腹痛になることが少ない。怪我をしても破傷風になったケースは目撃翌例がない。
病原体にとても強いのである。
免疫云々は一旦置いといて…
過去の事例から考えると、デジモンに水分補給が必要とは言い切れないのである。
…以前出現したクラッカーのデジモン、ゲレモンやアイスモン達は、一見して水がなさそうなデジタル空間上で活動していた。
アイスモンは一時的に派遣されたのだろうが、ゲレモン達は明らかに長期間あのデジタル空間に滞在し続けている。
飲み水が見つからなさそうな環境にもかかわらず…だ。
デジモンの代謝系は、水分への依存度が少ないか、そもそも不要なのか…
もしくは、デジモンが餌としているデータの中に、デジモンにとって「水」として働くものが存在しているためか。
…ともかく、めったに水を飲まなくても平気な種が多いようだ。
それでも今、ミケモンが水分補給をしているのは…
ミケモンが「哺乳類型デジモン」であるため、発汗や排泄の際に水分を多く利用するため…と考えられる。
1002Res/476.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20