デジタルモンスター研究報告会 season2
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617:名無しNIPPER
2023/08/11(金) 23:23:54.13 ID:0/wytfOao
しかし、鳥類や獣脚類恐竜がもつ「気嚢」は、肺の前後にポンプがついており、吸気時と排気時では別のポンプが膨らむ。

これによって、肺の中の気流の向きは、循環するように常に一方向にのみ流れ続けるのである。

そのため横隔膜型の肺と違って、気流の向きを変えるためのエネルギーを消耗する必要がない。

さらに、気流が一方向に流れているおかげで、吸気時でも排気時でも酸素を血中に取り込むことができる。

加えて、吸気と排気が混ざらないので、排熱効率もいい。冷たい外気を取り込み続けながら、体内の熱で温まった息を排出し続けることができるのだ。


そのため、恐竜型デジモンは、凄まじいスタミナを持つ。
酸素を大量に血中へ取り込んで高パフォーマンスの運動エネルギーを発揮し続けられるし、体温を冷却し続けることが可能なのだ。


…もっとも、それは我々の世界の常識だ。
デジモンにおいては、哺乳類型や昆虫型デジモンが、気嚢を獲得している可能性は大いにあり得る。

なにせシャコモンやスイムモンは、たった位一度の進化でヌメモンやシーラモンとなり、鰓呼吸から肺呼吸へ切り替えたのだ。

我々が見てきた哺乳類型デジモンの中にも、進化によって横隔膜を獲得したものがいるのかもしれない。


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