716:名無しNIPPER[saga]
2023/08/18(金) 22:03:52.62 ID:Qk4HaX0KO
エクスブイモンとスティングモンのデジタマは孵化し、現在は幼年期レベル2へと至っている。
エクスブイモンのデジタマから育ったのは、幼竜型デジモンのチビモン。
ブイモンをそのまま小さくしたような姿だ。
https://i.imgur.com/DcN5Bba.jpg
スティングモンのデジタマから育ったのは、ミノムシ型デジモンのミノモンである。
https://i.imgur.com/I1ZNMge.jpg
チビモンとミノモンには、幼少期からチャットや音声による言語教育を施している。
人間側ではカリアゲが教育の主担当であり、デジモン側ではパルモンが主担当、マッシュモンが補助だ。
カリアゲを主担当に据えたのは、サラマンダモンから見事に各種情報を聞き出せたからだ。
イエスかノーしか答えられないサラマンダモンから、あそこまで話を引き出せたのは大したもんである。
…そこまでやっても飼い主の情報を聞き出せなかったのは玉に瑕か。
パルモンは、フローラモンだった頃同様に優しい性格をしており、まだ言語を扱うのが得意でないチビモンやミノモンと、楽しそうに意思疎通を取っている。
ボディランゲージを取ったり、鳴き声だけで意思疎通をしたり…
一緒に歌を歌ったり、遊んだり…。
我々人間目線では、コミュニケーションを教える目的は『セキュリティデジモンとして育成するため』なのだが…
パルモンはあくまでも、『仲良く一緒に過ごして、意思疎通を取りたい』という目的で教えているようだ。
その心が伝わったおかげだろうか。
チビモンやミノモンは、会話やチャットはまだまだ上手でないが、『交流や意思疎通を試みる気持ち』それ自体は順調に育まれているようだ。
…現代人には、それらの気持ちを育まれないまま、言葉を身に着けたせいで、会話できるのにしようとしない若者もいるとか…。
…世知辛い話はよそう。
1002Res/476.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20