【艦これ】提督「鎮守府が罠だらけ?」ニコ「その3だよ」【×影牢】
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915: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2025/08/19(火) 00:08:21.21 ID:12crbRCYo

祢大将「それに、彼は自らが艦長を務めていた護衛艦を深海棲艦に沈められています。深海棲艦には恨み骨髄であったのは間違いありません」

提督「それでかよ。ったく……面倒臭え」

祢大将「提督、和中将に関しては私が面倒を見よう。しかし、海軍全体の君に関する情報の欠落度合いは見過ごせない」

祢大将「一度、君にはこれまでの経緯と、君の目的を改めて海軍の上層部に説明して欲しいものだが……」

提督「本当に面倒臭え……」ゲンナリ

祢大将「君が海軍の信用を得るためには必要なことだと思うが?」

提督「それを面倒だと思うくらいは俺の自由だろ。何も知らない相手にうちの連中の事情を説明するとなると、本っ当に面倒なんだからよ……」

祢大将「それほど面倒なことしか起きていないということかね?」

提督「そうだな。うちの艦娘、まともに着任した奴のほうが少ねえし……多分きっと、これからもそうなんだろうな」

提督「あの島は、轟沈した艦娘が流れ着く島だ。人の世界の悪いもんばっかり引き寄せてる、人の世の業の吹き溜まりみたいな場所だ」

提督「そんな場所に住んでる俺がこの場に出てきて文句言ってんのは、人間が艦娘や深海棲艦に対して調子に乗り過ぎたせいだとでも思ってくれ」

祢大将「……まるで自分を災厄の塊のように言うのだな」

提督「俺はそうだと思ってるけどな。そもそも、あんたたちは俺が人間どころかまともな生物じゃないって知ってんだろ?」

祢大将「……」

秘書「……」

中将「君は、少し自分を卑下しすぎではないかね?」

提督「ん?」

中将「君は、君自身を悪者にしたがっているようだが、君がいたから助かった艦娘がいる。君がいたから深海棲艦との対話ができているのだ」

中将「君が過去に何を企んでいたかは我々にはわからないし、君の判断の良し悪しを裁くことも儂にはできん」

中将「だが、儂は君がこうして我々に手を貸してくれていたことに、感謝しているよ。君が何者であってもな」ニコ…

提督「……そんな大層なもんじゃねえけどな」アタマガリガリ

中将「さて。大事なのはこれからだな。約束は、果たされなければならん」

大将たち「「……」」


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